イスラエル・アデサニヤ 1.59
パウロ・コスタ 2.50
ドミニク・レイエス 1.36
ヤン・ブラホビッチ 3.35
カイ・カラフランス 1.43
ブランドン・ロイヴァル 2.95
ケトレン・ヴィエイラ 1.59
シジェラー・ユーバンクス 2.50
ハキーム・ダオドゥ 1.95
ズバー・ツフゴフ 1.87
ブラッド・リデル 1.30
アレックス・ダ・シウバ 3.70
ディエゴ・サンチェス 6.25
ジェイク・マシューズ 1.13
シェーン・ヤング 1.77
ルドヴィート・クレイン 2.10
ウィリアム・ナイト 2.50
アレクサ・カムール 1.59
フアン・エスピーノ 1.36
ジェフ・ヒューズ 3.40
カディス・イブラギモフ 1.61
ダニーロ・マルケス 2.45
7月以来のアブダビ・ヤス島(ファイトアイランド)大会。
メインはミドル級タイトルマッチ。無敗の王者と無敗の挑戦者の対戦。前戦はともにヨエル・ロメロに判定勝ち。
キックから転向したアデサニヤは、昨年ロバート・ウィテカーとの王座統一戦に勝利。3月の初防衛戦は現在のところ最後の客入れ大会で、自ら指名したミドル級最厄介ファイターのロメロ相手に、お互い攻めに行くことなく、現在のところ最後のブーイングを浴びている。
ブラジルのコスタは幼少からムエタイを学び、その後柔術も学んで黒帯を取得しているが、キャリアのうち一本勝ちは1度のみで、ほとんどがKO勝ち。MMAデビューから8戦すべて1Rフィニッシュ勝利でUFCと契約。UFCでも4試合連続TKO勝利で、当時ランキング2位のロメロと対戦。1Rはロメロをケージに詰めてパンチで圧倒したが、2R以降攻め疲れ。驚異のタフネスを誇るロメロに盛り返され、キャリア初の判定となった。意外にもこれが初メインで、ローカル時代を含めても初の5Rマッチとなる。
前回は攻め疲れして、長期戦でのスタミナに不安を残したコスタだが、まず攻め疲れするほど攻める場面があるなら、相当有利な状態ということになる。スタミナよりも打撃で打ち勝てるかどうか。純粋な打撃だけでアデサニヤを上回るのは難しいので、これまで見せていなかった引き出しのグラウンドを狙ってくるかどうかが気になる。
アデサニヤ判定勝ち。
セミはJJが返上した王座を、JJを最も追い詰めたレイエスと、初のタイトル挑戦となるブラホビッチが争う。今年2月のタイトル挑戦で、最近リスクを避けるファイトスタイルになってきたJJを打撃のヒットで上回っていたレイエスだが、スタンドでバックを取られる場面があって劣勢に映ったのか、微妙な判定負け。しかし再戦があれば、若いレイエスがついにJJの牙城を崩すのではないかという内容だった。
一方、ポーランドのブラホビッチは37歳で初のタイトル挑戦。UFCデビューから6戦は2勝4敗でリリース間際だったが、そこから7勝1敗。しかしここ最近勝っている相手は階級下でその後ライトヘビー級で試合をしていないロックホールドやジャカレイ、UFCを離脱したアンダーソンなど、現上位ランクでは実績に乏しい。
重量級では一発があるが、何もなければレイエスが危なげなく勝つと思うが…。