【写真】神田ジェイク。より自分を貫けるのと同時に、相手のペースに付き合うことができるか、許容範囲が問われるMMAグラップラー対決(C)MMAPLANET
30日(水)、パンクラスより10月25日(日)に東京都江東区のスタジオコーストで開催されるPancrase319の追加カードが発表された。
ライト級で上迫博仁松本光史、ウェルター級の近藤有己小林裕、バンタム級の春日井“寒天”たけしTSUNE、そしてストロー級の宮澤雄大井島裕彰に続き、メインとプレリミ及びネオブラと合わせ6試合が有観客大会に加わった。
メインカードではフェザー級で田中半蔵透暉鷹を筆頭にバンタム級で神田T800周一ジェイク・ムラタ、同じくバンタム級で平岡将英関原翔の3試合が決まった。
筑豊から今やベテランと呼んでも過言でない半蔵が、昨年11月以来11カ月振りの実戦復帰となる。下の世代からの突き上げをスプリット判定で切り抜けて、4連敗の危機を切り抜けた半蔵に対するは、尾張から14歳年下の透暉鷹だ。
キャリア6戦ながら、既にDEEP、GRANSSLAM、NUXUS、修斗、そしてパンクラスと5つのプロモーションを経験している透暉鷹は、今年1月に2019年のプロ修斗新人王(フェザー級)に輝いている。半蔵の修斗新人王トーナメント出場は14年前、透暉鷹が10歳の時だ。
さらなる下からの突き上げに対し、半蔵がどのようなファイトで待ち受けるか。当日計量でのフィジカルも気になる一戦だ。
バンタム級の神田ジェイク、通好みの一戦も見逃せない。パンクラスでプロデビュー後、地元・広島にUターンしたのを機に修斗、GLADIATORで戦績を積み後者ではバンタム級王座決定戦を戦った神田にとって、パンクラス参戦は2年8カ月振りとなる。
一方、ZSTバンタム級王者ジェイクもプロデビューはパンクラスで、今回の試合が実に4年7カ月ぶりのデカゴン再登場となる。ジェイクは昨年10月の渋谷で行われたONE Warrior Series以来の実戦、ソン・ミンジョンのフィジカルに押し切られた感もある一戦を糧に、進化したジェイク・スタイルを見せることができるか。
一方の神田も2月のグラジエイター・バンタム級王座決定戦で竹本啓哉とのグラップリングMMAで競り負けており、タイプは違うとはいえどもMMAグラップラーにこれ以上遅れを取ることはできない。ともにスクランブルのなかで勝機を見出すが、動いて勝機を掴みたい神田と動かさないで仕留めたいジェイク──ケージ際の攻防が要注目のマッチアップといえる。
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