UFC on ESPN16:第6試合・カーロス・コンディット vs. コート・マッギー

ウェルター級。

5連敗中で5年間勝ち星がない元暫定王者コンディット。前回はライト級から上げてきたマイケル・キエサにワンハンドキムラロックで一本負け。1年9ヶ月ぶりの復帰戦となるが、負ければ確実にリリースとなる。

TUF11ウィナーのマッギーもここ5戦で1勝4敗とリリース寸前。10年前のTUFフィナーレと、その後のUFC本戦デビュー戦は一本勝ちしたが、その後はずっと判定勝利のみで、8敗も7試合が判定負け。

打撃戦。しかし心なしか動きがスローに見えるコンディット。パンチを打ち込んだが左フックを合わされる。マッギーがローや前蹴りを入れる。ミドルに右ストレートを合わせたマッギー。間合いが詰まり攻防が激しくなる。手数はマッギー。ラウンド終了直前にコンディットのパンチがヒットしマッギー尻もちダウン!同時にホーン。

1Rヒット数ではマッギーだったが、最後のダウンでコンディットのラウンド。

2R。ワンツーを入れたコンディット。圧を強める。ケージ際まで後退するマッギー。余裕が出てきたコンディット。リズミカルにステップを踏んで打撃を入れていく。ロー、ジャブを入れるコンディット。バックスピンキック。リーチに勝るコンディットが遠距離からの蹴りやジャブをヒットさせていく。左ハイからワンツー。残り1分。コンディットのバックブローは空振り。ホーン。

このラウンドは大きな差があったわけではないが、ややコンディット。

3R。距離を取りミドルやローを入れるコンディット。ローでバランスを崩しスリップダウンしたマッギーだがすぐ立つ。手数を増やしてきたコンディット。コンディットのパンチはもらわない位置から攻撃していく。残り1分。マッギーの右がヒットするが単発。コンディットがミドル、バックキックを入れる。残りわずかで間合いを詰めたマッギーがパンチを振り回すがタイムアップ。

判定三者フルマークでコンディットが5年ぶり勝利。かつてのナチュラル・ボーン・キラーっぷりのある攻撃ではなかったが、1Rにダウンを奪って気持ちが楽になったか、大きな攻撃を受けることもなく危なげない勝利。

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