UFC on ESPN16:セミファイナル・ヨルガン・デ・カストロ vs. カーロス・フェリペ

ヘビー級。

キックがバックボーンのカーボベルデ出身・カストロは、MMAキャリアわずか4戦でコンテンダーシリーズに出場し1RKO勝ち。UFCデビュー戦も同じUFCデビュー戦の相手に1RKO勝ち。が、前回は元NFLのグレッグ・ハーディ相手にローで攻めたものの手数が少なく判定でMMA初黒星。

ブラジルのフェリペはボクシングがバックボーンで、ローカル全勝で7月にUFCデビューしたが、UFC1勝2敗のセルゲイ・スピヴァクに打撃で攻めたものの、テイクダウンされると寝技がザルで判定負け。

どちらもセミで出てくる選手ではない。

右オーバーハンドを打ち込むフェリペ。両者警戒している。なかなか手が出ない。右ボディを入れたフェリペ。カストロが連打で出るが下がってかわすフェリペ。カストロの左ミドルに右オーバーハンドを合わせたフェリペ。間合いを詰めていく。ロー。また右オーバーハンド。プレスしていく。右ボディ。ワンツー。下がるカストロ。ホーン。

1Rフェリペ。

2R。ギアを上げてきたカストロ。しかしフェリペの右をもらい後退。前に詰めて押し込んだフェリペだが、カストロがボディロックしテイクダウン狙い。首相撲から肘を入れて引き剥がしたフェリペ。カストロパンチで打ち合う。ようやくヘビー級らしい迫力ある展開に。フェリペ左ボディ。カストロはロー。フェリペ組んで押し込んだ。しかし動きなくブレイク。パンチを打たれたフェリペだが効いてないと挑発。前回もやりまくってたし癖なのか?フェリペが出てパンチを打ち込む。組んでケージに押し込むが、カストロ入れ替えると離れ際にパンチを入れる。また効いてないアピールするフェリペ。前に出るフェリペがパンチを入れるが組んで押し込むと膠着。レフェリー早めのブレイク。パンチ連打を入れたカストロだがフェリペも打ち返す。ホーン。

2Rもフェリペ。何か口頭での挑発があったのか、ラウンド終了後にカストロが詰め寄っていく。フェリペは前回も試合後に揉めていたし、態度悪い。

3R。パンチで出たフェリペ。カストロもパンチを打ち返すが頭を振ってかわして打ち返すフェリペ。フェリペが組んで押し込むと、この体勢からは何もないだろと決めつけたレフェリーが高速ブレイク。今度はカストロが出るとタックル。押し込んで膝を入れる。今度は様子を見たレフェリーだが、結局何もなくブレイク。しかしすぐ組んで押し込むカストロ。細かい打撃を入れる。またブレイク。再開してもすぐに組んで押し込み同じ体勢にするカストロ。細かい打撃を入れるカストロ。またブレイク。すぐ押し込み。細かい打撃。またブレイクするが、再開後すぐに押し込み。レフェリー今度は早めのブレイク。また組んだカストロが押し込み。押されているフェリペも首相撲から膝をいれるがブレイク。残りわずかで出てかないカストロ。勝っている計算か。タイムアップ。

30-27×2、29-28の3-0でフェリペ勝利。

最後まで勝利アピールしていたカストロだが、3Rはともかく、1、2Rは確実に落としているだろう。

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