UFC on ESPN+37:第3試合・ギガ・チカゼ vs. オマール・モラレス

フェザー級

8月にアレックス・カサレス戦が組まれていたチカゼだが、新型コロナウイルス陽性となり欠場。キック世界王者で、打撃やパウンドは強いが、テイクダウンディフェンスに穴があるために思い切った打撃を出すことができず、ここまでUFC3連勝だがすべて判定。

ベネズエラのモラレスは現在フロリダのサンフォードMMA所属。UFCでは昨年の韓国大会、5月の地元フロリダ大会(無観客)で連続判定勝ち。実家が空手の道場で、幼い頃から空手を学び黒帯。こちらもキックの経験がある。ここまでMMA10戦全勝。今回から階級をライトからフェザーに落としている。

間合いを詰めてくるモラレスにハイを放つチカゼ。チカゼのミドルに右を合わせてヒットさせたモラレス。チカゼバックスピンキック。チカゼの打撃が入りモラレスがバランスを一瞬崩した。出てくるモラレスに左ミドル。さらに左フック。モラレスはタックルに。組んでケージに押し込む。離れた。左右のパンチを打ち込むチカゼ。モラレスが出ていくが、入ってくるところにパンチを合わせるチカゼ。右膝から左ハイ。ホーン。

1Rは打撃のヒット数でチカゼ。

2R。下がるチカゼだが入ってくるところにパンチを入れる。飛び込んだモラレス。チカゼが投げを狙ったがスッポ抜けて下に。上になったモラレスだが立たれた。離れる。チカゼがカウンターを当てていく。モラレスのパンチは空を切る。単発のジャブを入れるチカゼ。ワンツー。残り1分。モラレス前に出ていく。連打を出していくがかわされ、チカゼがジャブを入れていく。ホーン。

2Rチカゼ。

3R。モラレスどんどん出ていく。チカゼは下がって距離を取る。モラレス出て組み付こうとしたが引き剥がされた。チカゼは時間が経つごとに手数が減ってきている。ミドル。ジャブ。チカゼのオーバーハンドの右がヒットしモラレスダウン!チカゼすぐ上になりインサイドからパウンドをまとめる。無闇に乱打するチカゼ。仕留めに行っていたが、モラレスに立たれた。残り1分。逆転を狙ったモラレスが距離を詰めて行くが、チカゼ距離を取り逃れる。残りわずかで胴回し回転蹴りで時間稼ぎ。上になったモラレスがパウンドを入れるがタイムアップ。

三者フルマークでチカゼ勝利。

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