ブライアン・オルテガ 2.60
ジョン・チャンソン 1.54
ケイトリン・チューケイギアン 2.30
ジェシカ・アンドラジ 1.67
ジム・クルート 1.29
モデスタス・ブカウスカス 3.80
クラウディオ・シウバ 2.35
ジェームス・クラウス 1.65
トーマス・アルメイダ 1.74
ジョナサン・マルチネス 2.15
マテウス・ガムロ 1.32
グラム・クタテラーゼ 3.55
ジリアン・ロバートソン 1.44
ポリアナ・ボテーリョ 2.85
ジョン・フィリップス 3.15
パク・ジョンヨン 1.39
ファレス・ジアム 2.25
ジェイミー・ムラーキー 1.69
ガジムラド・アンティグロフ 4.05
マキシム・グリシン 1.27
マーク・ストリーグル 4.35
サイード・ヌルマゴメドフ 1.24
メインはフェザー級のトップコンテンダー対決。2位オルテガと4位コリアンゾンビ。なお、1位は前王者のホロウェイ。
どちらも全階級を通じてトップクラスのフィニッシャー。柔術+ボクシングのオルテガは、ボクシングで相手を追い込み、打撃を嫌がった相手が苦し紛れに組み付いてきたところをグレイシー直系の柔術で仕留めるというスタイル。UFCデビューから7戦連続で相手を仕留めて、一昨年当時の王者マックス・ホロウェイのタイトルに挑戦したが、ホロウェイ相手には打撃で劣勢となり、打たれても諦めず出続けたものの、打撃の劣勢を挽回することはできず、ダメージの蓄積により4R終了TKOでMMA初黒星を喫した。
チャンソンはアメリカデビュー戦となるWEC48でのレオナルド・ガルシア戦で、激闘ながら勝っていると思われた試合でスプリット判定負けを喫すると、その後の9戦は勝っても負けてもすべてフィニッシュ決着。兵役での3年半ぶりの試合はさすがにブランクの影響があったが、次戦のヤイール・ロドリゲス戦はチャンソンらしい猛攻で、99%勝っていた試合を残り1秒で大逆転KO負け。しかしこの1戦でチャンソンらしさを取り戻すと、へナート・モイカノとフランク・エドガーにはいずれも1RKO勝ち。激闘に持ち込ませることもなく勝利している。
本来は昨年12月の韓国大会で組まれていたカードだが、オルテガが膝を負傷し欠場。その時点でもマックス・ホロウェイ戦から1年ぶりの試合だったが、今回は1年10ヶ月のブランクとなる。
純粋なボクシング・柔術というパーツならオルテガ。ただし、一発で仕留めるフィニッシュ力ではホロウェイか。パンチで打たれても下がらずに激闘に持ち込めればチャンソンペースになる。オッズの差はブランクの影響もあるか。
チャンソンKO勝ちと予想。
プレリムではヨーロッパ最大のMMAプロモーション・ポーランドのKSWライト級王者であるマテウス・ガムロがUFC初参戦。レスリング・グラップリングで実績があり、KSWではクレベル・コイケとのフェザー級王座決定戦でも勝利し2階級王者となっている。MMA17戦全勝。8月の無観客開催でライト級王座を防衛すると、KSWとの契約が切れ、2ヶ月半でUFCデビューが決まった。
本来はUFC3勝2敗のマゴメド・ムスタファエフと対戦予定だったが、ムスタファエフが欠場となり、同じくUFCデビュー戦のクタテラデスとの対戦に。デビュー戦同士なので実力の相対評価がしにくい相手となったが、上位と当たるまで幻想を保ってほしいところ。
第1試合開始はいつもより早く18日の朝5時から。速報します。