UFC on ESPN+38:セミファイナル・ケイトリン・チューケイギアン vs. ジェシカ・アンドラジ

女子フライ級。チューケイギアン1位、アンドラジはストロー級の2位。

バンタムからフライ級に落として5勝2敗のチューケイギアン。王者ヴァレンチーナ・シェフチェンコのタイトルに挑戦したが、終始攻められ続ける一方的な展開で敗戦。前回は姉のアントニーナと対戦したが、テイクダウンを奪うとアントニーナのグラウンドがザルで、圧倒したがむしろフィニッシュできなかったチューケイギアンの評価が下がる内容だった。長身と長いリーチを活かしてアウトボクシングで判定勝ちするスタイル。

アンドラジはUFCデビュー当時はバンタム級で、当時はフライ級がなかったため、一気にストロー級まで落とすと、3連勝でヨアンナ・イェンジェイチックのタイトルに挑戦したが、テイクダウンしても立たれる展開で判定負け。しかしそこからまた3連勝し、ヨアンナからタイトルを奪ったナマユナスと対戦すると、タックルにシングルレッグを合わせてきたナマユナスを持ち上げて頭からマットに叩きつけるスラムでKO勝ち。しかし初防衛戦は敵地中国でジャン・ウェイリーと対戦して、序盤でパンチを効かされての秒殺KO負け。さらに7月に組まれたナマユナスとの再戦でも、一発の重い打撃を入れるが手数で上回られての判定負け。今回からフライ級に転向する。

身長差がかなりある。距離を取りジャブを入れていくチューケイギアン。アンドラジパンチから組んで押し込み。四つに組んだが、アンドラジ投げてテイクダウン。チューケイギアンは長い足を使ってハイガードに。アンドラジ持ち上げてスラム。チューケイギアンは再びハイガード。引き抜いて離れたアンドラジ。スクート。チューケイギアン立った。立ち際に組み付いたアンドラジ。離れる。アンドラジのカーフキックでバランスを崩しスリップダウンしたチューケイギアン。すぐ立つがアンドラジ組んでケージに押し込む。離れた。チューケイギアン、テンカオ・前蹴り。パンチで出たアンドラジに首相撲から膝。タックルにテンカオを合わせるチューケイギアン。アンドラジは前に出てパンチを打ち込みながらシングルレッグ。担ぎ上げてテイクダウン!ハーフからパウンド連打。チューケイギアン立った。離れたチューケイギアンだが離れ際の右ボディが効いた!それを見てアンドラジ追いかけて再度ボディにパンチを打ち込むとうずくまるチューケイギアン。パウンド。KO!

階級を上げてかなり体格差はあったが、パワフルなテイクダウン・パンチを見せたアンドラジ。これで次期挑戦権獲得か。

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