UFC on ESPN+38:第9試合・ジム・クルート vs. モデスタス・ブカウスカス

ライトヘビー級。

サム・グレコの弟子クルート。ローカル全勝でコンテンダーシリーズでも勝利してUFCと契約すると、UFCでも2連続フィニッシュ勝利していたが、ランカーのミーシャ・サークノフにペルヴィアン・ネクタイで一本負け。2月の再起戦ではミハエル・オレクシェイチュクに1Rキムラで一本勝ち。プロデビューからまだ4年で、ポジションを取ってもあっさり返されるなど、大味なところがある。

リトアニアのブカウスカスはイギリス在住でケージウォーリアーズ王者。キックでもイギリス王者になっている。7月のアブダビ大会でUFCデビューすると、初戦は同じUFCデビュー戦のミケイリディスと対戦し、1R終盤タックルに来たところにブラウン肘を連打して効かせた。ラウンド終了後にケージに寄りかかろうとしたミケイリディスだったが、もたれようとしたところがケージの入り口で、そのままよろけてしまい、インターバル中にレフェリーストップ。ブカウスカスはパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

クルートがワンツーで出る。タックルにつなげた。ケージに押し込む。膝を入れたがローブロー。再開。ブカウスカスの左に右を返してヒットさせるクルート。ブカウスカスのテンカオに右を合わせてダウン奪取!すぐ立とうとしたブカウスカスに追い打ちのパンチが入り、再度ダウンを奪うとパウンド!KO!

クルート、再び連勝街道に。