UFC254:第10試合・アレクサンダー・ヴォルコフ vs. ウォルト・ハリス

ヘビー級。ヴォルコフ7位、ハリス10位。

2012年に第2代Bellatorヘビー級王者となったヴォルコフ。2mの巨体と、極真をバックボーンとした打撃(特に蹴り)を武器にUFCデビューから4連勝したが、デリック・ルイスには3R終盤までリードしていたものの、一発をもらって残り11秒でKO負け。その後、グレッグ・ハーディには勝利したが、前回のカーティス・ブレイズ戦は、ブレイズのレスリングに圧される展開が続いて、スタミナも切れてドロドロの試合となった末に判定負けしている。

大学までバスケをしていたエリートアスリートタイプのハリス。4連勝していたが、12月のアリスター戦は義理の娘が殺人事件で亡くなり欠場。5月に再戦が組まれたが、当時はほとんどのジムがロックダウン中で全員まともなトレーニングができない状態。アリスター相手に序盤でダウンを奪ったものの、ストップしてもいいんじゃないかというパウンドラッシュを凌がれると、スタミナ切れでKO負けした。アマボクシングの経験もあるストライカー。

間合いを詰めるヴォルコフだが、先に打撃を入れていくのはハリス。ワンツーからミドル。ヴォルコフもワンツー。ハリスが出ようとするところにヴォルコフのジャブがヒット。ハリス後退。なおも出るヴォルコフ。ハリスが出てワンツーを放つが、打ち終わりにヴォルコフが返す。ケージまで詰まったハリス。パンチを出して逃れる。ヴォルコフ右で飛び込んだ。ワンツーが入って効いた!ヴォルコフラッシュ。ハリスガードして凌いだ。しかしまた打ち込まれる。ホーン。

1Rヴォルコフ。

2R。プレスしていくヴォルコフにハリスはタックルを見せる。ヴォルコフ落ち着いている。ヴォルコフの前蹴りがみぞおちに入り効いた!腹を押さえてうずくまるハリスにパンチ連打を打ち込むヴォルコフ。KO!

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