UFC254:第6試合・ステファン・シュトルーフ vs. タイ・ツイバサ

ヘビー級。

UFC史上最長身・213cmのシュトルーフ。何度か引退危機を乗り越えつつも、直近5戦では1勝4敗と冴えない。が、前回はベン・ロズウェル相手にローブローで大ダメージを追った直後の打撃の連打でKO負けというモヤモヤした内容だった。8年前、現王者のスティーペ・ミオシッチに2RKOでMMA初黒星を与えている。

オーストラリアのツイバサはローカル全勝全KOでUFCと契約すると、UFCでも3連勝で、地元大会のメインで元王者のJDSとの対戦が組まれるなど、このまま一気に天下を取るかというような活躍を見せていたが、そこから3連敗。JDSスピヴァクにはテイクダウンを許すと一方的で、イワノフにはパンチでダウンを奪われている。

遠い間合いから牽制の蹴りを出していくシュトルーフ。ツイバサ飛び込んでパンチを振り回したがヒットせず。ローを入れる。ケージまで詰めたツイバサはタックルから押し込み。ボディを殴る。膠着気味。離れた。シュトルーフの前蹴りにワンツーを返すツイバサ。シュトルーフゆっくりと前に出て右ハイ。予想以上に伸びてきたのかヒットした。しかしツイバサは間合いを詰めるとまたケージに押し込む。離れ際に左フックがヒット。残り1分。両者ヒット数が非常に少ない。ローの蹴り合い。シュトルーフまた前蹴り。ツイバサ飛び込んでフックを振り回す。一発ヒット。シュトルーフが首投げを狙ったがスッポ抜けた。いや効いてる?ケージを背負うシュトルーフにパンチ連打を打ち込むツイバサ。ブロッキングで防いでいたが、ブロックの間からツイバサのアッパーが入ってシュトルーフ崩れる!KO!

首投げがスッポ抜けた後のパンチラッシュでのKO勝ちだが、シュトルーフは立つのがやけに緩慢に見えた。その時点でダメージがあったのか、単なる油断か?

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