朝倉海「RIZINにも『UFCでチャンピオンになりたいので、時が来たら行かせてください』と言っています」

【RIZIN】朝倉海「RIZINの社長にも『僕はUFCでチャンピオンになりたいので、時が来たら行かせてください』と言っています」(ゴング格闘技)




 2020年大晦日に堀口恭司(ATT)との再戦を控えるRIZINバンタム級王者・朝倉海(トライフォース)が、自身が出稽古に通う和術慧舟會HEARTSの大沢ケンジ代表のYouTubeチャンネルに出演。BIGジョーとの相撲対決後、あらためて、海外UFC、Bellatorへの挑戦を語った。

 海は、「僕は(堀口戦の)試合前から自信があった。作戦が何個もあって、それがハマると思ってたし、右のカウンターの作戦があったから(勝負に)行けた。でも今は、その頃よりも全部のレベルが上がっている」と、さらなる進化を遂げているとし、「堀口選手はいまRIZINにいる選手の中でもぶっちぎりに強い。甘くはないと思っています。自信はありますけど。余裕で勝てる相手ではない」と、その強さを認めながらも、再戦に自信があることを語った。

「大晦日後」を問われた海は、「UFCのチャンピオン? 狙っています」と答え、北米WEC参戦経験を持つ大沢に「めっちゃ嬉しい。悲願」と、顔をほころばせている。

RIZINの(榊原信行)社長にも『僕はUFCでチャンピオンになりたいので、時が来たら行かせてください』と言っています」と明かした海は、UFCとBellatorでベルトを持つ王者についても語った。

 現UFC世界バンタム級王者のピョートル・ヤンについては、「強いとは思いますけど、相性はいいと思います。勝てなくはないと思って。こういうことを言うと叩かれるかもしれませんが、本心で思っています。普通にやってみたいですね。どんくらい強いのか」と、組み・打撃のすべてでウェルラウンダーであるヤンの強さを肌で感じてみたいとした。

 また、現Bellator世界バンタム級王者のフアン・アーチュレッタについても、「アーチュレッタもやりたいですね。向こうも『戦いたい』と言ってきてくれているので。もし大晦日クリア出来たら、挑戦したいですね」と相思相愛であるとし、堀口戦後の海外挑戦のプランを語った。

なかでも海は、現4位のコーディ・ガーブラントに興味があるという。「相性いいと思います。やってみたいですね。バチバチですね。スリリングでむちゃくちゃ面白い試合になると思います」と、打撃戦での相性の良さを語る。

「そこに食い込んで行きたい。UFCのトップに。最初からそこを目指している。意識しているのはずっとそこ。RIZINのチャンピオンになりましたけど、全然、そこがゴールだとは思っていない。全然、満足していない。こっからだろうと」と、世界最高峰に挑むことを目指している海は、その目的が、日本に格闘技を根付かせることにあるという。

「日本人がUFCで勝てないじゃないですか。だから勝ちたい。今までUFCで日本人のチャンピオンがいないですよね。そこを目指したい。ほんとうの意味で日本の格闘技を盛り上げるのは、世界でチャンピオンになること」と、日本人初のUFC世界王者になることが、日本で格闘技をメジャーにすることに繋がるとした。

 堀口恭司との再戦やフアン・アルチュレータ戦をクリアすれば、そういう可能性も出てきそうです。続きを読む・・・
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