UFC on ESPN18:メインイベント・アンソニー・スミス vs. デビン・クラーク

ライトヘビー級5分5R。スミス6位、クラークはランク外。

本来のメインであるカーティス・ブレイズ vs. デリック・ルイスが試合前日にブレイズの新型コロナウイルス検査陽性により消滅。急遽セミからメインに昇格となり、ラウンドも3Rから5Rに変更となった。

スミスは前回の8月の試合もセミで予定されていたが、メインのヤイール・ロドリゲス vs. ザビッド・マゴメドシャリポフが消滅したことによりメインに昇格していたが、その時は3Rのままだった。直近4戦では1勝3敗(JJとのタイトルマッチ含む)。前戦はアレクサンダル・ラキッチに1R早々にもらったカーフキックを効かされ、その後も足の踏ん張りが効かないままの厳しい戦いが続き、判定三者フルマークの完敗を喫し現在連敗中。

クラークは前座~中堅戦線で6勝4敗。4敗の中には現王者ブラホヴィッチと、前回スミスに勝っているラキッチも含まれている。レスラーで、勝った試合はテイクダウンしての塩漬けか、ケージに押し込んでの判定勝ちで、負けた試合はすべてフィニッシュされての負け。繰り上がりにより初のメインを務めることになったが、本来ならセミに出てくるのもどうかというレベル。

ダッシュで組み付いたクラークだが、スミスがボディロックして逆にテイクダウン。ハーフバック。しかしクラーク反転してスミスのガードに。三角!じわじわ厳しい角度で入っていって、クラークタップ!

実力差があった。本日ただ一人のランカーとして強さを見せたスミスだが、その強さを受け止められる相手でなかったのが残念。

タイトルとURLをコピーしました