UFC on ESPN+39:第9試合・モーリス・グリーン vs. グレッグ・ハーディ

ヘビー級。

ヘビー級にしては一本勝利が多いグリーン(9勝2KO5一本勝ち)。UFC3連勝の後、セルゲイ・パブロヴィッチとアレクセイ・オレイニクに連敗したが、前回はライトヘビー級から上げてきたジャン・ヴィランテにハーフガードからの肩固めで逆転勝利。

NFLのハーディは、キャリア4戦目となる昨年1月のUFCデビュー戦で、2Rに早くもスタミナ切れし、苦し紛れの反則グラウンド膝による反則負け。それ以降、2連続KO勝ちもしたが、判定勝ちした試合で禁止されている吸引器使用によりノーコンテストになるなど、何かとお騒がせしていたが、ここ2戦は判定決着で、技術的にはレベルアップしてきたものの、普通の選手になりつつある。

ローを蹴っていくハーディ。グリーンの蹴りをキャッチすると、パンチを打ち込みテイクダウン。インサイドから荒々しいパウンド。オモプラッタを狙うグリーンだがハーフに。ハーディパウンド。グリーンは下からホールディングしてエゼキエルチョーク狙い。肘を入れるハーディ。体を起こしてパンチを入れると自ら立ったハーディ。またローを入れていく。グリーン手が出ない。ハーディも疲れたのか手数が減る。前に出たハーディにグリーンのカウンターがヒット。ホーン。

1Rハーディ。

2R開始前に、1Rのグラウンドでハーディがグリーンの目に手を当てていたことにレフェリーから注意が入る。じわじわ出るハーディ。左が入りグリーンダウン!ハーディ仕留めに行く。パウンドラッシュ!亀のグリーンにバックからパウンドを打ち込み、連打が入ったところでレフェリーストップ。

ハーディ久々の快勝。

グリーンは逃げようとしていたんだ!と納得できない様子だったが、止められても仕方がない打たれ方だったか。

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