【DEEP】速報中!DEEP 98 IMPACT

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昨日はDEEP JEWELS、今日はDEEPナンバーシリーズの昼夜大会と攻めの一手。まずはDEEP 98 IMPACTが開催されます。メインにはパンクラス、ONEを経てDEEPに参戦した阿部大治(フリー)がDEEPの常連 悠太(ALLIANCE)が迎え撃ちます。ハードパンチャー同士だけにKO決着必至。昼夜大会の着火剤になるか。今日もニューピアホールから電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【第1試合 フェザー級】
◯畠山祐輔(トライフォース赤坂)
(2R チョーク)
×健吾(F3)
1R、打撃を出す健吾に対して畠山はタックルでケージに押し込んでテイクダウンに成功。じわじわとポジションを移行してバックに回る。長時間キープするが攻め手がないままラウンド終了。
2R、開始直後のパンチの交差から組みついた畠山が投げでテイクダウン。健吾の下からの蹴り上げを捌いてバックに回るとチョーク!これで絞め上げると健吾はタップ!畠山が一本勝ちです。


【第2試合 バンタム級】
◯ヒロヤ(トライフォース赤坂)
(1R TKO)
×力也(KRAZY BEE)
1R、序盤から至近距離での打撃戦。一触即発の空気が流れる。するとケージに追い込んだヒロヤのフックで力也はダウン。タックルでごまかして組みつく。しかしテイクダウンしたのはヒロヤ。バックに回ると側頭部にパウンドを乱射。レフェリーが試合を止めた!ヒロヤが快勝です。


【第3試合 フェザー級】
◯樋口武大(骨法烏合會矢野卓見道場)
(1R アングルホールド)
×西谷大成(トライフォース赤坂)
1R、打撃でプレッシャーをかけるのは西谷。樋口も打ち返すが手数も精度も西谷が上手。ジリジリとパンチを蓄積。樋口は足元がふらつく場面も。しかし樋口がタックルで組みつくと西谷がリバースして上になる。だが樋口は下から足首を取ってアングルホールド。耐えた西谷だがついにタップ。樋口が鮮やかに極めた。


【第4試合 ライト級】
×佐々木大(トライフォース赤坂)
(2R チョーク)
◯石塚雄馬(AACC)
1R、開始と同時に佐々木が飛び膝。石塚は冷静に捌いてテイクダウン。しかし佐々木はすぐに立ち上がる。身体が離れるとジリジリした打撃戦。主導権を握るのは石塚。パンチの精度で佐々木を上回り、優位にラウンドを進めた。
2R、佐々木はローを多用。すると石塚がタックルでテイクダウンに成功。動き回る佐々木に合わせてバックに回るとチョークを極めて一本勝ち!石塚の動きが冴えた。


【第5試合 フェザー級】
×星野豊(和術慧舟會HEARTS)
(2R 腕十字)
◯平田直樹(K-Clann)
1R、序盤から平田ペース。前蹴りをボディにねじ込み、フックもヒット。嫌がった星野がタックルに行くとこれを切ってギロチンチョーク。不発に終わるとバックチョーク、腕十字と矢継ぎ早に仕掛けるが星野はなんとか耐えてラウンド終了。
2R、テイクダウンするとやはり平田の独壇場。バックに回って身体を伸ばすとパウンド連打。チョークが決まらないと見るや腕十字に切り替えて一本勝ち!プロデビュー戦には見えない落ち着いた試合運び。これからが楽しみな存在。


【第6試合 ミドル級】
×水野竜也(フリー)
(2R TKO)
◯ジョアンオ・バティスタ・吉村(TOP 1 FITNESS GYM)
1R、開始直後から吉村がイケイケ。重たいローをヒットさせ、水野の蹴りを掴むと足を刈ってテイクダウン。しかし水野はすぐに立ち上がる。スタンドに戻ると吉村はローを蓄積。水野のすねが真っ赤に腫れ上がる。それでも水野はパンチで応戦。ボディを交えてフックでグラつかせるが吉村はすぐに立て直してラウンドを終えた。
2R、やはり吉村がローを蓄積。水野は明らかに嫌がる。さらにローで足を刈って水野は倒れる場面も。中盤になると水野のパンチもヒットし始めたが吉村の圧力が上手。フックを効かせると一気に前に出る。左右の連打で水野はついにダウン。パウンド乱打でレフェリーが試合を止めた!吉村がアップセット!やばい男が出てきた。
吉村

【第7試合 ウェルター級】
×悠太(ALLIANCE)
(1R TKO)
◯阿部大治(フリー)
1R、序盤から阿部の打撃が冴え渡る。前に出てくる悠太に対してロー、ミドルを打ち分け、ジャブ、フックも的確にヒットすると悠太は顔面から激しく出血。2度のドクターチェックが入る。再開するが終了間際に阿部の左右の連打が面白いようにヒット。悠太はダウン!阿部がパウンドを連射したところでレフェリーが試合を止めた!阿部が悠太に何もさせずに圧倒。
阿部

全7試合とこじんまりしたラインナップでしたが、全試合判定決着なし。全てがKOか一本で決まっているから非常に満足度の高い大会でした。中でも衝撃はメインの阿部。ボクシングにかけては一定のスキルを持つと見られていた悠太を一方的にボコボコにするとは想像以上でした。住村竜市朗に対して試合を避けているとディスって対戦を要求。さらに大晦日のRIZIN出陣を宣言し、今後はライト級転向を表明しました。下手をするとビッグマウスと叩かれますが、今日の勝ちっぷりを見ると言うだけの権利は得たと言っていいでしょう。DEEPをひっかり回してくれそうな予感がひしひしとしてきます。

あと気になったのは観客の品位。ソーシャルディスタンス確保のため、一席おきに貼ってある「使用出来ません」のプレートを勝手に外して「こっちの方がみやすい」と居座る観客がいました。大声での声援が一向になくならない事もそうですが、悲しいかなこれが格闘技イベント来場者の品位。こんな事だと入寺者数の規制緩和は一生来ないでしょう。マスクをつけるように促されたら「水を飲むときはどうすればいいのか」と幼稚園児未満の屁理屈を言っている人もいたし、来れば来るほど悲しい気分にさせられます。
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