UFC248:メインイベント・イスラエル・アデサニヤ vs. ヨエル・ロメロ

ミドル級タイトルマッチ5分5R。王者アデサニヤはP4Pで6位。ロメロはウェルター級3位。

無敗の王者アデサニヤの初防衛戦。現王者で無敗なのはヌルマゴとアデサニヤだけ。タイトルを獲得した昨年は多数のMMAサイトでファイター・オブ・ザ・イヤーを受賞。キックでの81戦のキャリアに加え、MMAでは18戦全勝。合計100戦目の試合。

ロメロは3試合連続でタイトル戦が組まれたが、タイトル獲得ならず(2戦目のロックホールド戦は勝ったが体重オーバー)。前回パウロ・コスタに敗れ、年齢的にもうタイトル挑戦の機会は回ってこないと思ったが、コスタの長期欠場によりまたチャンスが巡ってきた。

ロメロ、ガードを固めたまま動かない。アデサニヤ警戒している。ようやく動き出したロメロ。両者間合いに入らないまま1分。アデサニヤの牽制のローがかすった。ロメロまだ出ない。アデサニヤも入れない。2分経過。2発目のロー。ロメロもローを返しようやくファーストヒット。アデサニヤが右を入れる。ロメロケージ際まで後退。右ミドルを入れたアデサニヤ。また飛び込むアデサニヤにロメロの左フックのカウンター。アデサニヤまたロー。ほぼ攻防がないまま残り1分。ロメロのジャンピングキック。両者ここまで単発の打撃のみ。ホーン。会場大ブーイング。

1Rは手数でアデサニヤに入れるしかないラウンド。

2R。アデサニヤのミドルにロメロが左フックを合わせる。ちょっとバランスを崩したアデサニヤ。アデサニヤ左ハイ。前蹴り。ロー。パンチが届かない間合いで蹴りを入れていく。ロメロは間合いに入れない状態。ロメロがローからパンチにつなげてバランスを崩したアデサニヤ。すかさず間合いを詰めるとパンチ連打を入れる。アデサニヤ距離をとって逃れる。アデサニヤがローを入れるがロメロが左を合わせる。アデサニヤロー、ハイ。また見合いに。残りわずかでロメロ出てきた。飛び蹴り。アデサニヤかわしてパンチを入れた。ホーン。

手数ではロメロだが、ローやハイの単発のみなので、連打を入れたロメロのラウンドか。

3R。アデサニヤの左ハイをかいくぐってパンチを入れたロメロ。ロメロ突然前転するフェイント。前蹴りを入れたアデサニヤ。ロメロが左フックを返すがスウェーバックでかわした。距離を取り単発の蹴りを入れるアデサニヤ。ロメロ突然飛び込んだが、アデサニヤかわす。アデサニヤミドル。やはり単発の蹴りのみ。お互い来いと挑発。両者のローがヒット。ジャブを入れるアデサニヤ。ロメロが詰めてくるがパンチを入れて離れる。右ハイ。ホーン。

3Rアデサニヤ。

4R。ローを蹴るアデサニヤ。ロメロが膝からワンツー。ロメロ大きな空振り。アデサニヤは単発の蹴りのみ。パンチを入れたがアイポークになりタイムストップ。再開。ロメロブレイク開けにタックル。倒したが押さえ込まず立ち際にパンチ連打。アデサニヤ距離を取って離れる。ロメロタックルのフェイントを見せる。アデサニヤ出られず見合いが続く。ロメロちょっと出てきた。アデサニヤ距離を取りかわす。ロー。残り1分。ロメロタックル。アデサニヤ切った。ホーン。

4Rアデサニヤ。微妙なラウンドもあるが、ロメロは確実に勝っているという確信はないはず。それなら5RはKO狙いでなければいけないが…。

5R。ロメロの左がヒット。ロメロが出てパンチを出すが、アデサニヤ距離を取る。ロメロ組んだが引き剥がしたアデサニヤ。またロー。ロメロは左フックを合わせる。ローを入れたがキャッチされバランスを崩したアデサニヤ。すかさずロメロが出たが、アデサニヤかわす。残り1分。ロメロ間合いを詰めるがアデサニヤ距離を取り付き合わない。両者挑発を繰り返す。最後に挑発したロメロ。アデサニヤはセンチャイキック。パンチを入れるとロメロ挑発して出る。タイムアップ。

48-47×2、49-46の3-0でアデサニヤ勝利。

両者リスクを冒さない展開のままの凡戦に。アデサニヤは勝てるだろうからペースを変える必要はない。ロメロはあれで勝っていると思ったのか?結局自分から出て手を出すのが少なすぎた。

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