UFC on ESPN+40:第3試合・ダレン・エルキンス vs. エドゥアルド・ガラゴリ

フェザー級

レスリングがバックボーンの泥臭い地味な中堅選手から、突如打たれてもくらいついていく激闘王としてブレイクしたエルキンスだが、6連勝の後4連敗。相手のレベルが上っての連敗は致し方ないが、前回はUFC0勝1敗のランドワー相手にスタンドの打撃でダメージを受けまくっての判定負け。後がない状態。

ウクライナ在住ブラジル人のガラゴリは昨年8月のウルグアイ大会で唯一の地元勢として出場しUFC1勝2敗のウンベルト・バンデナイに判定勝ち。しかし11月の2戦目はヒカルド・ハモス相手にグラウンドで攻められ、バックからのチョークで一本負け。

エルキンスタックル。リフトしてテイクダウン。ケージで立とうとするガラゴリからレッグマウント。足を抜いて立ったガラゴリだが、再び倒したエルキンス。また立たれる。なおもテイクダウンを狙うエルキンス。ガラゴリが投げたが、その勢いを異利用して投げ返すエルキンス。ダブルレッグ。倒して寝かせるとマウント。ケージを背に起き上がったガラゴリにギロチンを仕掛けたが立たれる。今度はシングルレッグからテイクダウン狙い。片足を取られたガラゴリが残った足でハイキックを放つが、エルキンス組み付いてスタンドでバックに回る。しかし倒せず離れた。ガラゴリのハイをキャッチしてテイクダウンしたエルキンス。残り30秒。密着したままパウンドを入れるエルキンス。ホーン。

1Rエルキンス。本来の泥臭い戦い方。

2R。ガードを固めてタックルに入ったエルキンスだが、切られてガラゴリのパンチを貰う。しかしまたケージに詰めてタックル。倒した。尻もちをついた体勢のガラゴリ、肘を落とすが微妙に12to6の反則っぽい打ち方。レフェリー口頭で注意するのみ。エルキンスが抑え込みながらこつこつ殴っていく。しかしケージで立たれた。エルキンスパンチからタックル。かわされたが、そのまま四つに組みつくとテイクダウン狙いから膝。引き剥がすガラゴリ。タックルを切られたエルキンスがワンツーをもらう。ガラゴリ飛び膝。かわされバランスを崩したところに強引にバックにつこうとしたエルキンスだが、前に落とされ立ち際にパンチを貰う。エルキンスパンチで出るがガラゴリのパンチを貰っている。またタックル。リフトしテイクダウン。完全に寝かせて押さえ込んだ。残り40秒。エルキンスコツコツパンチ。ホーン。

2Rエルキンス。しかし、テイクダウンからのコツコツパンチではほとんどダメージは与えておらず、受けているダメージは圧倒的にエルキンスの方が多い。

3R。ジャブの連打で出るエルキンスだがガラゴリのジャブをもらっている。エルキンスローシングル。テイクダウンを狙ったが引き剥がされた。タックルを切ったガラゴリがパンチを打ち込み、エルキンスちょっとぐらつく。しかし出てきたところにタックル。潰そうとしたガラゴリだがエルキンスバックに回ると背中に乗った。スタンディングのままチョーク。倒れ込んだガラゴリ。エルキンス放さずタップアウト!

エルキンス連敗ストップ。判定ではリードしていたかもしれないが、ダメージ的には逆転勝ち。

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