UFC on ESPN+40:第4試合・アレクサンダー・ロマノフ vs. マルコス・ホジェリオ・デ・リマ

ヘビー級。両者の対戦は9月に組まれていたが、リマが直前で新型コロナウィルスに感染し欠場し、流れている。

モルドバのロマノフは7月にUFCデビュー予定だったが、その時は自身の新型コロナウイルス感染で欠場している。リマ戦消滅の翌週にUFCデビュー。急遽参戦が決まったDEEPメガトン王者のロッキー・マルティネス相手にテイクダウンからのパウンドで圧倒し、最後は肩固めでフィニッシュ。12戦全勝全フィニッシュ(5KO・7一本勝ち)だが、マルチネス戦を見る限り、攻めが雑すぎてレベルは低かった。

TUFブラジル3のヘビー級トーナメントに出場していたリマ。TUF後はライトヘビー級に落としていたが、2試合連続の体重オーバーがあり、ヘビー級に戻してからは2勝1敗。ただしランカー相手の勝利はない。バックボーンはキックボクシング。

ロマノフダブルレッグで突進。テイクダウン。サイド。しかし立たれた。パンチ・ミドルを入れていくリマ。ロマノフ距離を詰めてタックル。四つでクラッチ。ケージを背にこらえたリマが引き剥がすとロー。距離を詰めてきたロマノフにパンチの連打を入れるが、ロマノフそのまま組み付く。ケージ押し込み。押し込んで膝を1発入れたロマノフ。テイクダウン狙い。しかし倒せず離れた。すぐまたタックル。今度はシングルレッグ。ケージでこらえるリマ。ボディに膝。ロマノフ押し込んでいるが、押し込むのみ。押し込まれているリマが膝を入れていく。ボディロックからテイクダウンしたロマノフ。サイド。マウントを狙う。ハーフに。残り1分。ロマノフ体を起こすと荒々しいパウンドを入れる。前腕喉元押し付け。リマの反応がなくなりレフェリー止めた。

ロマノフ、前腕チョークで落としての一本勝ち。この打撃でどこまで行けるかは微妙だが、とりあえずUFCデビューから2連勝。

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