UFC on ESPN+40:第5試合・トレヴィン・ジャイルス vs. べヴォン・ルイス

ミドル級。

ジャイルスはUFCデビューから2連勝後、警察学校卒業のために1年半欠場していた。現役警察官。昨年復帰したが、ザク・カミングスとジェラルド・マーシャートに連敗。今年2月の試合は対戦相手が計量後にドクターストップになり、急遽階級下のジェームス・クラウスと対戦。もともと出場予定ではなくコンディションが十分でないクラウス相手に接戦となり、2Rグラウンドで追い込むが、仕留めるに至らず3Rは手数が減ってスプリット判定勝ち。高校まではアメフトをしていて、格闘技を始めたのは20歳と遅い。現在28歳。8月にケビン・ホランド戦が組まれていたが、試合直前に失神し欠場となっている。一時的に心停止していたとのこと。今回、医師からは出場の許可は出ているが、原因が不明のままのため不安が残る。

ルイスは2018年のコンテンダーシリーズで勝利してUFCと契約し、初戦がいきなりユライア・ホール戦。2Rまではスタンドで先手を取り優勢だったが、3Rに右フックをもらいKO失神KO負け。昨年6月の2戦目はダレン・スチュワートに判定負けで連敗。1月の試合ではUFC0勝1敗のダクワン・タウンゼントにクリンチからのケージ押し込みという見どころのない内容で判定勝ちでUFC初勝利。バックボーンはレスリング・柔術

いきなり間合いを詰めたジャイルス。タックル。テイクダウン。すぐ立ったルイスだが、ジャイルスはクラッチを放さずなおもテイクダウン狙い。入れ替えたルイス。しかしまた押し込んでテイクダウンを狙うジャイルス。離れ際にパンチをヒットさせたジャイルス。四つからボディロックしたジャイルスがまたテイクダウン狙い。押し込みながらパンチを入れる。入れ替えて押し込んだルイスが細かい打撃を入れていく。離れた。飛び込んできたルイスにジャイルスのカウンターのジャブが入ってルイスダウン。フラッシュ気味だがジャイルスが上で押さえ込む。ホーン。

1Rジャイルス。

2R。プレスしていくジャイルスだが両者見合い。ジャイルスステップしてジャブを一発入れる。両者警戒してのヒット&アウェイが続く。見合いが続く。2R特に手数が少ない。時折飛び込んでパンチを入れるが、大きな動きがないままホーン。

2R手数でジャイルス。1Rを確実に落としているルイスは明確に取る必要があったが…。

3R。ジャイルスがプレスしていくが手は出さない。ルイスのパンチはバックステップで交わす。ルイスタックル。がぶったジャイルス。そのまま上になろうとするが、ルイスがディープハーフからスイープを狙う。立って離れたジャイルス。パンチがヒットし、ケージ際でガードを固めるルイス。そこにパンチを打ち込むジャイルス。123がヒットしルイスダウン。KO。

何か明確に効いた一発があったわけではなかったが、突如ルイスがガードを固めて防戦一方になり、そこにパンチをまとめられてKO負け。

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