UFC255:第5試合・アントニーナ・シェフチェンコ vs. アリアネ・リプスキ

女子フライ級。

王者ヴァレンチーナの姉チェンコはランキング15位。妹と同じくムエタイで世界王者だが、グラウンドの穴が大きすぎるため、テイクダウンされ何もできずに負ける展開が多い。

シュートボクセ所属でポーランドのKSW王者であるリプスキは期待されてUFCデビューしたものの、簡単にテイクダウンを許し、得意の打撃でも打ち負けて2連敗。そこから2連勝しているが、やはりグラウンドで下になった時に何もできないのが気になる。前回はテイクダウンして相手のヒールホールドを回転して逃れようとしたところでバックを取られカーフスライサーの体勢になったが、そこから逆に膝十字を極めての一本勝ち。

リプスキが組み付いてケージに押し込むとボディロックからテイクダウン狙い。アントニーナ投げを狙ったがこらえたリプスキ。差し返して四つに。アントニーナ首投げ。しかし袈裟固めから足を絡まれハーフバックを取られる。反転して上を取り返したアントニーナ。ハーフからパウンド。亀になったリプスキ。身動きがとれないまま時間が過ぎてホーン。

1Rアントニーナ。

2R。リプスキがパンチで出るが、アントニーナが組んで投げを放つ。下になったリプスキ。ディープハーフ。アントニーナがパウンドを入れつつパスしてサイドで押さえ込む。クルスフィックスでパウンド。亀になったリプスキ。押さえながらパウンドを入れるアントニーナ。またサイドに。背中を向けようとしたリプスキからマウント。パウンドラッシュ。打たれるだけのリプスキ。レフェリー止めた。

よりグラウンドができなかったのはリプスキだった。できないならできないで、すぐに立ったら良かったのだが、相変わらずリカバリー能力が低かった。

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