UFC on ESPN18:オッズ/予想と展望

カーティス・ブレイズ 1.27
デリック・ルイス 4.10
アンソニー・スミス 1.74
デビン・クラーク 2.15
ジョシュ・パリジャン 1.50
パーカー・ポーター 2.70
ミゲル・バエザ 1.67
佐藤天 2.30
スパイク・カーライル 1.57
ビル・アルジオ 2.55
アシュリー・エヴァンス‐スミス 1.71
ノルマ・デュモン 2.20
マーティン・デイ 1.65
アンダーソン・ドス・サントス 2.35
ジナ・マザニー 1.69
レイチェル・オストビッチ 2.25
ジョナサン・ピアース 3.50
カイ・カマカ 1.33
スムダルジ 1.31
マルコム・ゴードン 3.60
ルーク・サンダース 1.69
ネイサン・マネス 2.25

メインから3カードがヘビー級とライトヘビー級の重量級カード。ただし、セミ前のパリジャンは今夏のコンテンダーシリーズで勝ってこれがUFCデビュー戦なので、どちらかと言えば谷間イベントか。

メインはランキング2位ブレイズと4位ルイスの対戦。といっても、次期挑戦者は1位のガヌーでほぼ決まっている。ガヌーの挑戦がいつになるかも決まっていない状態で、この試合の勝者が次の挑戦者になるかどうかも不透明。

ブレイズはキャリアで2敗しているが、両方がガヌー戦。D-1レスラーで、テイクダウンしての手堅い攻めと、パンチでの豪快なKO勝利が両方ある。

喧嘩屋ルイスは現在アンデウソン、チアゴ・サントスらと並んでUFC最多タイの11KO勝ちの記録を持っており、今回KO勝ちすれば新記録となる。急遽組まれたコーミエ戦では何も出来ずテイクダウンされチョークで一本負けし、JDSにもKO負けしたが、そこから再び3連勝中。UFCトップクラスが相手になると、さすがに技術レベル的に厳しい試合も多いが、その中でもたまにミラクルを見せることがある。組技は一切やらないというキャラだが、試合ではパスガード等のグラップリングを(殴るためではあるものの)使うこともあり、来月行われるサブミッション・アンダーグラウンドでは、Bellatorヘビー級王者のライアン・ベイダーとのグラップリングマッチが組まれている。

オッズはさすがに技術的に上のブレイズが大幅なフェイバリット。しかし序盤でKO出来ずにテイクダウンで固める展開が続いた場合、最後まで一発逆転の危険が残ることになる。ルイスの不利は間違いないものの、ブレイズにベットするのも怖い。

ブレイズKO勝ち。

日本人男子で現在ただ一人のUFCファイターである佐藤天はこれが4戦目。デビュー戦はベテランのサンダースにKO勝ち、2戦目で早くもランキング間近のベラル・ムハマドと対戦したが、終始劣勢で、最後はテイクダウンからバックを奪われてのチョークで一本負け。今年に入ってからは世情も相まって不運続きで、2月には対戦相手の減量の問題で直前で試合が消滅。6月も何度も対戦相手が変更となり、直前で変更になった相手がさらに変更となったが、力の差を見せつけて1R秒殺KO勝ち。8月には今度は自身の帯状疱疹の影響でドクターから試合の許可が降りず、試合前日に欠場。ようやく今年2戦目となる。

相手は無敗のミゲル・バエザ。コンテンダーシリーズで勝利しUFCと契約すると、2試合続けて2RKO勝ち。9勝中7KO勝ちのあるストライカーで、特にUFCでの2戦ではいずれもカーフキックを効かせている。

スタンドの打撃でどちらが優位に立てるかという試合。

第1試合開始は29日朝9時から。メインカードは12時開始予定。ボクシングのビッグマッチとはバッティングを避けて開始前に終わらせることが多いUFCだが、今回は同日に行われるマイク・タイソン vs. ロイ・ジョーンズJrのエキシビジョンマッチとはバッティングしている。速報します。

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