UFC on ESPN19:第2試合・イリア・トプリア vs. デイモン・ジャクソン

フェザー級

両親はジョージア人だが、ドイツ生まれでスペイン在住のトプリア。ローカル時代は全フィニッシュで、ほとんどが絞めによる一本勝ち。10月に試合10日前の代役出場でUFCデビュー。UFCデビュー戦は3連勝中のユーセフ・ザラルとの対戦で、テイクダウンを何度も奪い、グラウンドでギロチン・アナコンダ仕掛けて判定勝ち。初の判定となったが、初戦でいきなり3連勝している相手へのアップセット勝利を手にした。

デイモン・ジャクソンは2014年に一度UFCと契約していたが、その際は0勝1敗1分け1NCでリリース。やはり9月に新型コロナウイルスで欠場した選手の代役でUFCと再契約。ミアサド・ベクティックに終始攻められていたが、3Rにタックルにギロチンを合わせ、大逆転の一本勝ち。6年越しのUFC初勝利を手に入れている。

パンチで出るトプリア。左右のパンチを打ち込んでいく。ジャクソンも前に出て打ち返すが、出たところにアッパーがヒット。もらったジャクソンだが、そのまま間合いを詰めてケージに押し込む。離れ際に右ハイ。トプリアがボディブローを打ち込むと、ちょっと前かがみになるジャクソン。パンチで出るところにトプリアのカウンターをもらう。さらにカーフキックを入れるトプリア。上下にパンチを打ち分けるトプリア。ケージまで下がったジャクソンに強烈な左ボディから右フックがテンプルヒット!崩れ落ちたジャクソンを見てレフェリー止めた。

今回は一切寝技に行かず打撃で圧倒し仕留めたトプリア。さらに上位の相手との対戦を期待。

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