【UFN183】四次元MMA封印、隙のないミシェウ・ペレイラがケイオス・ウィリアムスに快勝

<ウェルター級/5分3R>
ミシェウ・ペレイラ(ブラジル)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ケイオス・ウィリアムス(米国)

コール時に既にブレイクダンスを見せたペレイラ。左ローを蹴ったウィリアムスに対し、遠いレンジを保つペレイラはワンツーから前蹴りを入れる。既にUFC最長試合時間となったウィリアムスは、待ちの姿勢で距離を保つ。ペレイラの前蹴りに、前に出てロングフックをウィリアムスが繰り出す。ペレイラはワンツーを見せ、離れて左ミドルハイ。ケージを蹴ってのパンチをステップバックしたウィリアムスは、距離が近づくとクリンチ。ペレイラがヒザを放っては離れる。

ウィリアムスの右オーバーハンドは遠かったが、前蹴りをキャッチして右を当てる。急ぎ間合いを外したペレイラは、四次元MMAを封印しソリッドなファイトを展開する。ウィリアムスはまたも前蹴りに右をヒットさせる。とはいえ自ら距離を詰めることはなく、受動態ファイトのウィリアムスに対し、ペレイラは接近戦でヒザを突き上げる。ウィリアムスのローをジャンプしてかわしたペレイラ、直後に時間となった。

2R、左右に回りながら左ジャブを伸ばすペレイラは、ウィリアムスのステップインを下がってかわす。続くワンツーは届かなかったが、スイッチしながら右オーバーハンドを当てる。直後にワンツーフックを返し、クリンチではケージにペレイラを押し込んだウィリアムスが自ら離れる。

左右のローからウィリアムスが右ロー、ペレイラも距離を詰めてジャブ&ストレートを構えを変えつつ狙う。ジャブを差し合い、直後にウィリアムスが右オーバーハンドもペレイラがかわす。パンチを合わされることを恐れずペレイラが右前蹴りを続け、ウィリアムスは左右のフックから真っすぐ下がったペレイラをケージに押し込む。体を入れ替えて鋭いヒザをボディに突き刺すペレイラは、離れて前蹴りから右を入れる。

フックを空振りして姿勢を乱したウィリアムスのバックに回ったペレイラが、スタンドバックに回りRNCへ。そのまま両足をフックしてグラウンドに持ちこんだ直後にラウンド終了も¥、この回はペレイラが取った。

最終回、マットに手をついて蹴りを見せたペレイラが、左ジャブを伸ばす。続いて左リードジャブを当てると、ウィリアムスはローを返してジャブに左フックを合わせようとする。ペレイラは左ハイ、両手をマットにつけてカンガルーキックと得意の無駄な動きを繰り出す。このような動きを見せるということは、調子に乗ってきた感があるペレイラは、左ジャブを当て首相撲に。

パンチがかなり荒く流れ気味になってきたウィリアムスは、動きも落ち攻撃の幅がないことを露呈していく。とペレイラはダブルレッグから一気にテイクダウンを決めてサイドで抑える。ニーインベリーにも左腕を差して立ち上がったウィリアムス。試合は残り1分に。

ウィリアムスが右ボディフック、ペレイラは右前蹴りへ。続く蹴りに右を当てに行ったウィリアムスだが、直後にダブルレッグでテイクダウンを許すとペレイラはエルボー、鉄槌を続けてタイムアップに。

正統派MMAで判定勝ちしたペレイラは「アンソニー・ペティス、お前も勝って。俺も勝った。ゴー、ゴー、2週間後でも3週間でも」と話した。


The post 【UFN183】四次元MMA封印、隙のないミシェウ・ペレイラがケイオス・ウィリアムスに快勝 first appeared on MMAPLANET.

タイトルとURLをコピーしました