【Unrivaled00】総合組み技戦の確立へ、アンライバルドの第一歩はボグダノフが大差のポイント勝利

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【写真】ポイント有りのグラップリングルール大会始動。マットでもケージでも見てみたいものだ (C)MMAPLANET

27日(日)に東京都大田区のゴールドジム・サウス東京ANEXでUNRIVALED00が開催された。

グラップリングで世界に通じる日本人選手の育成と、底辺を広げる大会という目標を掲げグランドスラムとイグルー柔術が手を取り合って行う同大会。ここではプレ旗揚げ大会ともいえる今大会のオープニングマッチとなったグラント・ボグダノフ✖コクエイ・マックスの模様をお届けしたい。

引き込みがマイナス、スイープにポイントが入らないという実験ルール、その特色が早くも見られた一戦となった。

<エキスパート75キロ/10分1R>
グラント・ボグダノフ(米国)
Def.20 – -2
コクエイ・マックス(英国)

まずテイクダウンで先攻したボグダノフが、足関節を仕掛け足を抜いて上で抑える。ボグダノフが10-0でリードしたなかで、マックスがラバーを仕掛ける。ここでボグダノフがリフトして腰上まで持ち上げてブレイクが掛る。

スタンドで再開となりテイクダウン&パスと得点を重ねる。得点を16まで伸ばしたボグダノフはラバー&足のフックというマックスを再びリフトして、スタンドへ。直後の展開でマックスが引き込んでマイナス2Pと、さらに得点差が広がる。

もはやポイント上での敗北はまずなくなったボグダノフは、極めるための動きの一環としてポイントにならないニーインベリーも見せて攻め続ける。ヒザ十字を抜けたマックスをダメ押しのテイクダウンで倒して最終的には20--2でボグダノフが、アンライバルド初の試合でポイント勝利を収めた。


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