マックス・ホロウェイ 1.67
カルヴィン・ケイター 2.30
カーロス・コンディット 1.63
マット・ブラウン 2.40
サンチアゴ・ポンジニッビオ 1.35
リー・ジンリャン 3.45
ホアキン・バックリー 1.38
アレッシオ・デキリコ 3.25
プナヘレ・ソリアーノ 2.35
ドゥスコ・トドロヴィッチ 1.65
フィル・ホーズ 1.71
ナッソーディン・イマヴォフ 2.20
ウー・ヤナン 1.71
ジョセリン・エドワーズ 2.20
オマリー・アクメドフ 2.30
トム・ブリーズ 1.67
カーロス・フェリペ 1.57
ジャスティン・タファ 2.55
ダヴィッド・ザワダ 3.20
ラマザン・エメエフ 1.39
サラ・モラス 1.44
ヴァネッサ・メロ 2.90
ジェイコブ・キルバーン 2.85
オースティン・リンゴ 1.44
2021年のUFCのスタートは2年1ヶ月ぶりにアメリカ地上波で放送されることが決定。アブダビでの開催で、2,000人限定ながら、アフターコロナで初の客入れイベントとなる。客入れは現地のUAE観光省が決めたことではあるが、今年に入ってUAEでも感染者が急増しており、変異種の感染も確認されるなど、予断は許されない状態となっている。
メインはフェザー級前王者ホロウェイとランキング6位ケイターの対戦。
ホロウェイは元絶対王者のジョゼ・アルドに2試合連続KO勝ち、無敗のオルテガにもKO勝ちし、フェザー級で敵なしの存在となっていたが、アレクサンダー・ヴォルカノフスキーに接戦の末に判定負けでタイトル陥落。接戦とはいえ、メディアのジャッジはほぼヴォルカノフスキーを支持する内容だったが、ダナ・ホワイトがダイレクトリマッチを要請。半年のインターバルで組まれたリマッチは、コロナ禍によりホロウェイが対人練習をほとんど行わないリモートトレーニングで物議を醸したが、結果は今度こそどちらが勝ったか意見が分かれる僅差の内容でスプリット判定負け。
が、接戦でも連敗してしまったため、王者と互角の実力を証明したものの、さすがに3連戦は組まれず、タイトル戦線からは一歩後退することになってしまった。
ケイターはレスラーで、ホロウェイと同じ180cmの長身で、身長に比べてリーチが短いホロウェイに対し、ケイターは身長以上のリーチを誇る。UFC6勝2敗で、敗れた相手はマゴメドシャリポフとヘナト・モイカノ。6勝のうち、KO勝ちが4つある。リカルド・ラマスやジェレミー・スティーブンスといったベテラン勢もKOで下している。前回は初のメインで、同じレスリングバックボーンのストライカー・イゲをスタンドの打撃で削って判定勝ち。UFCのキャリアではホロウェイが先だが、年齢はケイターが3歳上。
ホロウェイは4年半ぶりのノンタイトル戦。常にトップコンテンダーと対戦してきた4年半に比べると、やや息抜きとなる相手…というほど弱い相手ではないのがケイター。トップ中のトップには勝ったことがないケイターだが、オッズは思ったよりも僅差。勝敗だけを見れば、下降中のホロウェイと昇り調子のケイターとなるが、イゲと互角のケイターでは、ホロウェイとはまだ差があるか。
ホロウェイKO勝ち。
セミはコンディット vs. ブラウンのベテラン対決。両者とも、現役の最終コーナーに差し掛かっている。コンディットは前回5連敗中だったが、コート・マッギー相手に判定勝ちで5年ぶりの勝利。マット・ブラウンの場合は一度は引退を宣言し、復帰戦に勝利したが、前回は佐藤天にも勝ったミゲル・バエザにKO負け。
メインカードには、10月にジャンピングソバットでのKO勝ちで一気に世界的ブレイクを果たしたホアキン・バックリーが登場。4ヶ月で3勝を狙う。
第1試合開始は日本時間17日の午前2時から。なお、来週は現地時間の20日にもイベントがあり、それは日本時間で20日の23時から開始でメインカードは午前2時からとなっている。来週末のUFC257は、通常通りアメリカのプライムタイムで放送される(しかし、現地では深夜)。
速報します。