UFC on ABC1:メインイベント・マックス・ホロウェイ vs. カルヴィン・ケイター

ホロウェイ1位、ケイター6位。

接戦ながらアレクサンダー・ヴォルカノフスキーとのタイトル防衛戦・リターンマッチで連敗しているホロウェイ。ヴォルカノフスキー戦の前にフェザー級で負けたのは、7年半前のコナー・マクレガー戦。フェザー級での試合数はこれが22戦目で、16勝の記録と合わせてUFC史上最多。

対するケイターはUFC3年目でこれが8戦目だが、年齢はホロウェイ(29歳)より上の32歳。前回に引き続き2度目のメイン。高校時代まではレスリングをしていたが、試合ではタックルを出さず、打撃で勝負するスタイルで、UFC6勝のうち4KO。前回のダン・イゲ戦でも判定となったが打撃で上回っての勝利。

ジャブを入れるホロウェイにケイターはカーフキック。ホロウェイもカーフキックを返す。ホロウェイワンツー。飛び込んだホロウェイの3連打がヒット。ケージを背負ったケイター。ワンツーを入れるホロウェイ。ジャブがヒット。ケイターのカーフキックで足が流れるが、パンチの手数を増やしていく。右を打ち込むホロウェイ。バックキック。ホーン。

1Rホロウェイ。打撃戦は完全にホロウェイペース。

2R。ホロウェイのパンチがケイターの顔面を次々と捕らえていく。左ボディ、テンカオ。ケイターも打ち返しているが、手数が倍以上。ケイター押され気味だが左がヒット。さらに右もヒット。が、ホロウェイは下がらず打ち合う。連打。パンチからテンカオ。会場はホロウェイコール。右肘がヒットし効いた!ケージを背負ったケイターにラッシュするが、冷静にボディ・顔面を打ち分ける。また右肘がヒット。ケイタータックルで凌ぐが引き剥がしたホロウェイ。右がヒット。左ハイがテンプルにヒットしまた効いた!とどめを刺しに距離を詰めたホロウェイだがホーン。

2Rホロウェイ。かなりノッている。3R早々にもフィニッシュを狙うか。

3R。回転肘を見せたホロウェイ。ケイターも打ち返している。しかしまたワンツーをもらい下がる。ケージまで下がり連打をもらうとケイターは四つに組み止めて凌ぐ。離れ際に肘を入れたケイター。また右肘を打ち込んだホロウェイだが、アッパーをもらいちょっと効いた。距離を取る。が、すぐにまた出ていくホロウェイ。ワンツーがヒット。右ミドル。左アッパー。ケイターも前に出てワンツーを打ち込む。ケイタータックル。ホロウェイがギロチンを狙うと離れた。さらにギアを上げるホロウェイ。ワンツー。右ボディ。ジャブ。ケイターもよく凌いでいる。左もまだ当たれば倒せそうな威力があるが、空振っている。ホーン。

3Rホロウェイ。

4R。ワンツーからボディストレートを入れたホロウェイ。左ボディ。常に3連打のコンボを入れていくホロウェイ。ケイターは単発。ボディが効いて来てる。ケージを背負ったケイターにラッシュ。ケイターも肘を打ち返して凌ぐがふらついている。ラッシュ。ボディ・顔面。左右の大振りのパンチで抵抗するケイターだが空振り。また右の肘から連打を入れるホロウェイ。かなり打たれているがケイタータフ。ホロウェイタックルに入るが倒せず離れた。一旦下がったホロウェイ。逆にケイターが出てパンチを出していく。ホロウェイセンチャイキック。ホーン。

4Rホロウェイ。10-8あってもおかしくない圧倒。しかし、ここまで打たれてもまだ出ていくケイターの頑丈さの方がすごいと思えてきた。

5R。まだ強いパンチを放っているケイター。大振りの右は空振り。執拗にボディを打つホロウェイ。ボディに見せかけて顔面。全部もらっているケイター。ジャブからバックキックを入れたホロウェイ。右ハイ。右ボディ。打ってこいと挑発するホロウェイ。ケイターのパンチをかわしてカウンター。ケイター最後まで出ていくがタイムアップ。

50-43×2、50-42の3-0でホロウェイ勝利。

終始アグレッシブに攻め続けて圧倒。が、完全に効かされた状態から凌ぎきったケイターも凄かった。

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