UFC on ABC1:第3試合・ダヴィッド・ザワダ vs. ラマザン・エメエフ

ウェルター級。

ドイツのザワダはUFC参戦後2連敗していたが、昨年11月にハビブ・ヌルマゴメドフのいとこアブバカル・ヌルマゴメドフと対戦し、テイクダウンを奪われた後に三角絞めに捕らえて1R一本勝ち。UFC初勝利を挙げた。

エメエフはコンバットサンボ世界王者でUFC4勝1敗。ただし4勝はすべて判定で、フィニッシュを狙いに行かない安全策のスタイル。唯一敗れたのはアンソニー・ロコ・マーティン戦で、テイクダウンを奪えずスタンドで単発の打撃戦が続いて判定負け。

組んで膝を入れたザワダだが、右のパンチを入れて引き剥がすエメエフ。エメエフ胴タックル。テイクダウン。バックに回るが割とあっさり立たせた。夜に組んだエメエフだが、ザワダはボディにパンチを膝をガンガン打ち込む。組んでいるだけのエメエフ。ケージに押し込んだ。ザワダが出してきた膝をキャッチしてテイクダウン。ザワダのガード。一本足を超えてハーフに。ケージまで移動して立つザワダだが、エメエフは立ち際にパンチ連打。スタンドに。残り40秒。両者出ていかない。ザワダがカーフキック。ホーン。

1Rエメエフ。

2R。パンチで出たザワダにエメエフがカウンターのタックル。テイクダウン。ガードを取ったザワダ、下からパンチを打ち込むと足で蹴って距離を作る。隙を見て立った。そこにまたタックルに入るエメエフだが倒せず離れる。ザワダがパンチで出る。エメエフまたタックル。受け止めて膝を入れたザワダ。またカーフキック。エメエフはカットしていないのでダメージがありそう。残り1分。また両者出ていかない。ザワダが出たところにタックルに入るエメエフだが受け止めてパンチ・膝を打ち込むザワダ。エメエフまたタックル。ケージに押し込みパンチ・肘を入れる。ホーン。

2Rは僅差だが、テイクダウンしても特に攻めがなかったので、スタンドの手数でザワダか?

3R。エメエフ開始直後にタックルからテイクダウン。しかし下になってもパンチを打ち込んでいくザワダ。三角を狙うと一度立って外したエメエフ。またガードに入るとハーフに。ザワダタックルに入り立つ。ケージに押し込むとエメエフはギロチン。ザワダそのままテイクダウン。サイドで押さえ込んだ。肩パンチ。ハーフにしたエメエフだが、足を抜いたザワダがマウント!エメエフ疲れているか。が、反転して上を取り返したエメエフ。ザワダが立ってスタンドに。パンチを入れるエメエフ。ザワダも打ち返すがタイムアップ。

29-28、28-29、29-28のスプリットでエメエフ勝利。

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