UFC on ESPN20:第9試合・リローン・マーフィー vs. ダグラス・シウバ・デ・アンドラジ

フェザー級

イギリスのマーフィーは、初戦はズバー・ツフゴフにダウンを奪われたが、久々の試合となるツフゴフの失速に助けられて後半追い上げ三者三様のドローに持ち込んだ。2戦目はUFC5勝1敗のヒカルド・ハモスをインサイドからのパウンドでKO。まだMMA8勝1分けで無敗。

ローカル時代の戦績は23戦22勝(18KO)0敗1分けと驚異的だったアンドラジだが、UFCでは勝ったり負けたり。ここまでフェザー級で1勝1敗、バンタム級で3勝2敗。前戦はUFCデビュー戦以来のフェザー級での試合で、同胞のかつての王者・ヘナン・バラォンに判定勝ち。バラォンはこの試合がUFC最後の試合で、アンドラジが引導を渡したことに。

リーチに勝るマーフィーが打撃を打ち込んでいく。プレスしていくマーフィー。アンドラジが前に出ようとすると距離を外す。終盤、アンドラジがタックルに入りケージに押し込むがホーン。

1Rマーフィー。

2R。ハイを打ち込んだマーフィーだが、アンドラジがキャッチしてテイクダウン。足関を狙ったマーフィーからバックマウント。しかし足のフックを外して立った。マーフィーのカーフキックでぐらつくアンドラジ。マーフィー首相撲からケージに押し込むと肘。マーフィーの投げをこらえて上になったアンドラジ。バックを取らせて立ったマーフィー。正対するとケージに押し込みボディにパンチを打ち込み離れた。アンドラジ飛び込んで左ボディ。マーフィーは距離を取ってハイ。右ストレート。残り1分。アンドラジの蹴りをキャッチしてパンチを入れたマーフィー。ホーン。

2Rは微妙。

3R。カーフキックをもらった左足が効いているアンドラジ。サウスポーに構える。マーフィーの蹴りに合わせたカウンターのパンチが顔面にヒット。凌いだマーフィー。アンドラジ飛び込んでワンツー。オーバーハンドの右。マーフィーもパンチを打ち返す。右ストレートがヒット。飛び込んでのパンチが入り出すアンドラジだが、マーフィーはタックルに入り時間を使う。残り1分。テイクダウン。残りわずかでインサイドからパウンドラッシュするマーフィー。タイムアップ。

29-28×2、30-27の3-0でマーフィーが無敗をキープ。

タイトルとURLをコピーしました