UFC on ESPN20:第3試合・マイク・デイヴィス vs. メイソン・ジョーンズ

ライト級。

デイヴィスは昨年4月。直前の代役でUFCデビューしたが、初戦がギルバート・バーンズで、重そうな打撃を打ち込んだものの、テイクダウンされると寝技の実力差は明らかでチョークでの一本負け。半年後に組まれた2戦目もやはり直前の欠場選手の代役で、UFC0勝1敗のトーマス・ギフォードを常に打撃でリードし、残り15秒でKO勝ちした。が、今年に入り2度ギガ・チカゼの試合が組まれたものの、いずれも欠場し、1年3ヶ月のブランク。

ウェールズのジョーンズはこれがUFCデビュー戦。アブダビ大会名物、Cage Warriors王者で、昨年3月にライト級王座決定戦で1RKO勝利すると、9月には1階級上のウェルター級王座決定戦にも出場し、またも1RKO勝ちで同時2冠王となっている。25歳でMMA10戦全勝。バックボーンは柔術・柔道・キック。

カーフキックを蹴るデイヴィス。ハイ。積極的に攻めるデイヴィス。ジョーンズも打撃で出るが、デイヴィスがカウンターのタックルでテイクダウン。パウンドを打ち込むと立ったジョーンズ。カーフキックを蹴っていくジョーンズ。カーフキックに合わせてタックルに入りテイクダウンしたデイヴィスだが、ジョーンズはシッティングガードから立った。互角の打撃戦が続くが、ジョーンズまたカーフキック。そこからパンチにつなげたが、デイヴィスがタックルでテイクダウン。足で距離を作って立ったジョーンズ。デイヴィスの飛び膝がヒット!ホーン。

1Rヒット数は互角だが、テイクダウンを3回奪ったデイヴィスのラウンドか。

2R。今度はデイヴィスがカーフキック。バランスを崩して下になったジョーンズだが立ってスタンドに。右ボディを入れたジョーンズ。ジャブがヒット。ケージを背負うデイヴィスにパンチを打ち込むが、デイヴィスのバックスピンキックがボディにヒット。ジョーンズ下がらずパンチで攻める。やや押され気味のデイヴィス。ジョーンズが前に出てパンチを打ち込み、ケージを背負い気味になるデイヴィス。しかしデイヴィスのパンチもヒットしている。下がらないジョーンズ。手数が多い。デイヴィスはちょっと勢いが止まった。ジョーンズのアッパーがヒット。デイヴィスの右がヒットしジョーンズ下がった。追いかけた更にパンチを打ち込むデイヴィス。しかし蹴りをキャッチしてテイクダウンしたジョーンズ。パウンド。デイヴィスは下から腕十字。ホーン。

2Rはジョーンズ。

3R。出ていくジョーンズに対し、デイヴィスは距離を取りつつパンチを返していく。下がっているが、ジョーンズのパンチをしっかりかわしてパンチを入れていくデイヴィス。ジョーンズバックスピンキック。デイヴィスのワンツーがヒット。ジョーンズパンチからタックルへ。切ったデイヴィス。デイヴィスの膝がヒット。ジョーンズのバックスピンキックは足を払ってスリップダウンさせる。ジョーンズすぐに立ってパンチで出ていく。さすがに疲れが見えるジョーンズだが全身を止めない。ケージに詰めてパンチを入れる。デイヴィスタックル。切られた。ジョーンズがケージに押し込みながら打撃を入れていく。膝の打ち合い。タイムアップ。

両者ともフルタイム打撃を出し続けた。

判定三者29-28でデイヴィス。どちらに入ってもおかしくなかったが。

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