UFC257:オッズ/予想と展望

ダスティン・ポイエー 3.55
コナー・マクレガー 1.32
ダン・フッカー 1.77
マイケル・チャンドラー 2.10
ジェシカ・アイ 2.00
ジョアン・カルダーウッド 1.83
マット・フレヴォ2.35
オットマン・アツァイター 1.65
マリーナ・ホドリゲス 3.50
アマンダ・ヒバス 1.33
ナスラット・ハクパラスト 3.35
アルマン・ツァルキャン 1.36
ブラッド・タヴァレス 1.74
アントニオ・カーロス・ジュニオール 2.15
ジュリアナ・ペーニャ 2.10
サラ・マクマン 1.77
カリル・ラウントリーJr. 1.31
マルチン・プラフニオ 3.65
アンドリュー・サンチェス 2.15
マフムート・ムラドフ 1.74
モフサル・エフエロフ 1.21
ニック・レンツ 4.85
アミル・アルバジ 1.95
ジャルガス・ジュマグロフ 1.87

昨年1月以来のマクレガーの試合がメイン。この試合が決まった後に、両者を破っている王者ヌルマゴメドフが引退を表明。引退表明の先輩であり常習者のマクレガーだが、現在のモチベーションが良くわからない。ヌルマゴメドフは「マクレガーもポイエーもチョークで勝っているし興味はない」とコメントをしていたが、マクレガーは逆に一度勝っているポイエーを自ら指名している。ヌルマゴの引退を受けて、「この試合が王座決定戦になるべき」と主張もしているが、今さらタイトルを獲得し防衛戦をする気もないのでは。他に、マニー・パッキャオとのボクシングマッチなどにも意欲を見せているが、こちらは(実現するかはともかく)ノーリスクな試合なのでやりたがるのはわかるが。とはいえ、出てくるからには完璧な状態で仕上げてくるのは間違いないだろう。

むしろポイエーがどう攻めてくるかが読めない。前回は序盤プレッシャーを受けて下がったところにパンチを貰って秒殺KO負けを喫したが、今回は序盤は様子見で距離を取り、打撃だけでなくタックルも混ぜるなどで揺さぶってくることが予想される。そこでマクレガーに迷いを起こさせることが出来れば勝機があるかもしれない。

マクレガーが早いラウンドにKO勝ち。

少し前に、引退を表明したヌルマゴメドフが、UFC257でのライト級の試合によっては現役復帰を考えるかもしれないというコメントを残した(とダナ・ホワイトが主張している)というニュースが流れたが、上記の通りポイエーもマクレガーもどちらも完勝しており、メインの試合がどういう内容になったとしても、ヌルマゴが現役復帰をするとは思えない。可能性があるとしたら、ヌルマゴとの絡みがなかった選手同士のセミの試合だろう。

特に、Bellatorからの初参戦となるマイケル・チャンドラーがUFCでも活躍し、ヌルマゴと対戦したらどうなるかわからない、あるいはチャンドラーが勝つのではと世間で言われるようになったら、ヌルマゴもやり残したことがあると考えるかもしれない。

34歳のチャンドラーは、アルバレス戦での判定負け、ウィル・ブルックス戦の2連敗の後は、ブレント・プリムス戦のアクシデント的な負傷によるTKO負け、パトリシオ・ピットブル戦での出会い頭のパンチを貰ってのKO負けしかなく、前戦は元UFC王者のベンソン・ヘンダーソンとの再戦で1RKO勝ち。

しかしオッズはフッカー支持。大物のUFC初戦負けがちというUFCあるある(いわゆるUFCジッター)の影響もあるかもしれないが、そうでなくてもフッカーが普通に優勢なのかもしれない。序盤にチャンドラーがテイクダウンを奪えなければ、フッカーがタックルを切って打撃を入れ続ける展開になりそう。

フッカー判定勝ち。

第1試合開始は24日8時半から。速報します。

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