『UFC on ABC 1: Holloway vs. Kattar』の平均視聴者数は低迷、次回放送も未定


 ESPNがプレスリリースで、東部時間1月16日午後3時からABCが3時間生中継した『UFC on ABC 1: Holloway vs. Kattar』はピーク時だったラスト15分の視聴者数が160万人で、ここ2年で最も視聴された大会だったと発表。また、同じくABCで放送された『UFC 257: Poirier vs. McGregor 2』の事前番組の視聴者数は75万人で、ここ10年の事前番組で最多だったとも発表されています。


 しかし、こちらによると『UFC on ABC 1: Holloway vs. Kattar』の3時間の平均視聴者は122万人で、最後に全米4大ネットワークで生中継された2018年12月の『UFC on FOX 31: Lee vs. Iaquinta 2』の平均182万8000人よりも下だったとのこと。「ここ2年で最も視聴された大会」になったのは、全米4大ネットワークの放送が無かっただけで当然といえば当然。裏番組で東部時間午後4時30分から放送されたNFLプレーオフ(ロサンゼルス・ラムズ vs. グリーンベイ・パッカーズ)の平均視聴者数が2649万人もあったことも影響しました。

 とは言え、今大会はサブスクリプションであるESPN+でも生配信されたことからそちらで視聴した人も多数いたと推測されたことや、開始時刻が通常よりも早かったこともあり『UFC on FOX 31: Lee vs. Iaquinta 2』とは一概に比較できません。

 また、ABCが以前のFOXのようにUFCの大会を定期的に放送するかは未定とのこと。MMAFightingはESPNとの契約の範囲を考えると定期放送は難しいと推測しています。続きを読む・・・
タイトルとURLをコピーしました