『UFC 257』モフサル・エフロエフに敗れたニック・レンツが引退を発表

『UFC 257』モフサル・エフロエフ vs. ニック・レンツのジャッジの採点/主要サイトの採点(2021年01月25日)

 こちらの続報。



Nik Lentz(Sherdog)

 『UFC 257: Poirier vs. McGregor 2』でモフサル・エフロエフに判定負けしたニック・レンツがインスタグラムで引退を発表。周囲から負けた直後に判断するのは早すぎると諭されたものの、昨年の目の負傷で視力が40%も落ちたことからどこまでやれるか試してみたものの、このレベルで戦うことは不可能だと判断したので早まってはいないとのこと。世界一の団体で戦う人生は終わったものの、誰にでも訪れることなので悲しんだり動揺したりはしてないそうです。モフサル・エフロエフ戦で3連敗を喫したことからリリースの可能性もあったと思われます。

 ニック・レンツは現在36歳でMMA戦績30勝12敗2引き分け1無効試合(UFC戦績13勝9敗1引き分け1無効試合)。タイトルには縁がありませんでしたがMMAキャリア15年半、UFCキャリア11年半のベテランでファイト・オブ・ザ・ナイト3回、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト1回を獲得しています。

 2012年8月の『UFC 150: Henderson vs. Edgar 2』では光岡映二に1R TKO勝ちし引導を渡しています。他にも『UFC Fight Night 121: Werdum vs. Tybura』でウィル・ブルックスに2Rギロチンチョークで勝利しUFCリリースに追い込んだり、『UFC 229: Khabib vs. McGregor』でグレイ・メイナードに2R TKO勝ちし引退させたりと「介錯人」を務めることも多いファイターでした。続きを読む・・・
タイトルとURLをコピーしました