UFC on ESPN+42:第2試合・ティムール・ヴァリエフ vs. マーティン・デイ

フェザー級

セミに登場するフランク・エドガーのスパーリングパートナーでもあるヴァリエフ。サンボ・パンクレイション・空道がバックボーンでWSOFやPFLに出場し、両団体での通算戦績は8勝1敗(負けた相手は現UFCファイターのクリス・グティエレス)。昨年8月のUFCデビュー戦はDEEPで大塚に勝っているトレヴィン・ジョーンズと対戦し、1Rにミドルを効かせてKO寸前まで追い込んだが、あと一歩のところでカウンターのパンチを貰いパウンドで逆転KO負けを喫した(ただし、試合後のドラッグテストでジョーンズからマリファナが検出されたため結果はノーコンテストとなっている)。

デイは名古屋生まれでハワイ在住。ここまで0勝3敗で、UFCのリリースラッシュから漏れたのが謎。テコンドー、キックがバックボーンで、テコンドーは4段。

牽制のローの蹴り合い。間合いが遠く、両者なかなかヒットしない。ヴァリエフの左ミドル、右ローで間合いがつまり、ワンツーを入れたデイ。ヴァリエフシングルレッグへ。そのままスタンドでバックを取る。一本足を絡めながらバックからパンチを入れていく。持ち上げて前に叩きつけたヴァリエフだが、デイすぐに立つ。バックを取られているデイ、反転して正対したが下になりガード。パウンドを落としつつパスを狙うヴァリエフ。残り1分。肘を落とす。デイは下から蹴り離す。ホーン。

1Rヴァリエフ。

2R。すぐにシングルレッグに入ったヴァリエフ。デイはギロチンに抱えたが倒された。パスしたデイ。ハーフにするが肘・パウンドをもらう。ギロチンに抱えたヴァリエフだが自ら放した。ガードに戻したデイだがヴァリエフがインサイドからパウンドで削る。デイ何もできないまま残り1分。ハーフにして鉄槌を入れるヴァリエフ。クォーターマウントから残りわずかでチョークを仕掛けたが、デイが反転して上に。が、時間なくホーン。

2Rヴァリエフ。

3R。序盤のタックルで簡単に倒されたデイ。ここまで下になったら何もできていないだけにこれは厳しい。パスしながらパウンド・肘を入れていくヴァリエフ。デイは下になってもガードに戻そうとするだけで、下からの仕掛けもなく立ちにも行かない。が、ここで初めて亀に。バックを取らせて立つ。しかしまだバックキープしているヴァリエフ。デイ正対したが、その瞬間に尻クラッチからテイクダウン。がっちり押さえ込むヴァリエフ。押さえ込みながらパウンド。パスしてサイド。デイは耐えるのみ。亀から立とうとしたがタイムアップ。

30-25×2、30-26の3-0でヴァリエフがUFC初勝利。

しかしデイがあまりにも何もできなさすぎたので、勝っても評価していいかは微妙。

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