UFC on ESPN+42:セミファイナル・コーリー・サンドヘイゲン vs. フランク・エドガー

バンタム級。サンドヘイゲン2位、エドガー4位。

キック世界王者のサンドヘイゲン。MMAプロデビューから6年で世界トップクラスに到達し、UFC戦績は6勝1敗。1敗は次期タイトル挑戦者のアルジャメイン・スターリングにテイクダウン後にバックからチョークを決められての一本負け。まだ組みには穴があるのかもしれない。しかし前戦はランキング1位(当時)のマルロン・モラエスにバックスピンキックでダウンを奪ってのKO勝ち。現在、限りなく王者に近い存在。

元ライト級王者のエドガーは、フェザー級に落としてからは3度タイトルがかかった試合をしているが(ジョゼ・アルド戦×2、マックス・ホロウェイ戦)、すべて判定負けでタイトル獲得ならず。前戦からキャリア最後の挑戦として本来のベスト階級であるバンタム級に落としたが、初戦ではペドロ・ムニョス相手に打撃のヒットで下回る展開で、微妙ではあったが落としたという見方の多い内容でスプリット判定勝ちを拾ったバンタム級に落としてパワー負け・体格負けがなくなった一方で、アドバンテージだったスピードにおいてもリードを取れなくなっている。

エドガー間合いを詰めていく。サンドヘイゲン距離を取るが、詰めてきたエドガーに飛び膝!アゴにもろにヒットし、失神しながら崩れ落ちるエドガー!衝撃KO!

勝ったサンドヘイゲンだが、勝ち名乗りは喜びではなく寂しげな表情。残酷すぎる新旧交代劇。

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