UFC258:第1試合・ガブリエル・グリーン vs. フィリップ・ロウ

ウェルター級。

5月に代役で急遽UFCデビューしたグリーン。ダニエル・ロドリゲス相手に食い下がったもののフルマークの判定負け。ローカル時代はライト級~160ポンドで戦っていたが、初戦は緊急出場だったためのウェルター級だと思っていたが、今回もウェルター級での出場。

ロウはUFCデビュー戦。2019年のコンテンダーシリーズで勝利しUFCと契約。昨年3度試合が組まれていたが、欠場やイベント中止となり、1年半のブランクとなる。30歳でプロデビューから2連敗したが、そこから7連勝中。

プレスしてカーフキックを入れていくグリーン。長身のロウはケージ際をサークリングしつつ、入ってくるところにパンチを合わせていく。ロウがタックル。四つに組んだ。ケージ際でボディロックしテイクダウン成功。ハーフからボディロックし立ったロウが逆にテイクダウンするとマウントになっている。肩固めを狙うがサイドに移行→またマウントへ。ハーフに戻して足関を狙ったグリーン。ロウは三角を狙うが、グリーン防ぐと股下を抜けて立つ。立った瞬間にスタンディング肩固め。テイクダウンして決めに行くが外れて立ったロウ。ホーン。

1Rは互角。

2R。ローでバランスを崩したロウ。下になる。押さえ込まずパウンドを打ち込むグリーン。ロウ立ったがグリーンがパンチで攻め込む。が、ローキックがローブローになりタイムストップ。再開。グリーンの右フックがヒットしロウ後退。ケージ際まで下がったロウにグリーンがパンチでラッシュを打ち込むが、今度はパンチがローブローに。再開。またグリーンが間合いを詰めてパンチを入れる。ロウ飛び膝。受け止めて組んだグリーン。ロウがテイクダウンを狙っていくがグリーンこらえている。入れ替えて離れた。またスタンドでパンチを入れるグリーン。ロウも打ち返しているが押されている。ケージまで下がってパンチを打たれる。タックルに入ったが切られた。ローが相打ちになったがロウがスリップ気味に倒れる。グリーンパウンド。ロウがスイープするがホーン。

2Rグリーン。

3R。グリーンのカーフキックをもらって明らかに効いたロウ。ケージに詰めたグリーン。ミドルをキャッチしたロウがテイクダウン。グリーンハーフから足関。そのまま立とうとするが、立ち際にまたタックルに入って倒したロウ。マウント。ハーフに戻したグリーンだが再びマウントに。肩固めをセット。ケージを蹴って外したグリーン。立った。パンチで攻めるグリーン。ロウのタックルは下がってかわす。またカーフキックが入りダウン気味に倒れたロウ。しかしハーフからスイープし上を取ろうとする。グリーン立ってスタンドに。カーフキックを入れるがロウタックルへ。がぶってパンチを入れるグリーン。タイムアップ。

30-27、29-28×2の3-0でグリーンががUFC初勝利。割れたのは1Rか。

ロウはグラウンドは良かったが、スタンドで攻められすぎた。

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