ミドル級。先月組まれていた試合だが、ホーズが負傷欠場して今回に延期となっている。
TUFとコンテンダーシリーズでUFCにチャレンジしいずれも果たせなかったホーズは、昨年2度目のコンテンダーシリーズ出場で勝利し、ついにUFCとの契約を果たした。10月のデビュー戦は、ロバート・ウィテカーのスパーリングパートナーで、MMAキャリア4戦のジェイコブ・マルクーンと対戦。序盤のパンチですぐ逃げ腰になったマルクーンにそのままパンチを打ち込みKO勝ち。しかしこの試合はマルクーンがUFCレベルではなかったので参考にならない。
ロシアのイマヴォフもまた昨年10月の前戦にUFCデビュー戦対決で勝利。フランスのMMAファクトリー所属でフランシス・ガヌーの同門。前戦は1Rから激しい試合となったが、両者スタミナを消耗してしまい泥試合になった末に判定勝ち。MMA9勝2敗の24歳。
間合いを詰めてカーフキックを入れるホーズ。イマヴォフはジャブを入れるがまたカーフキックをもらう。組んだホーズがケージに押し込む。膠着気味。お互い密着したまま細かい打撃を入れるが、残り1分近くになってホーズがテイクダウン。すぐに立つイマヴォフだが、立った瞬間にまたテイクダウン。ハーフ。パウンドを打ち込むホーズ。ホーン。
1Rホーズ。
2R。ジャブを入れるイマヴォフだが、また組まれてケージに押し込まれる。入れ替えて離れたイマヴォフ。ワンツー。さらに左がヒット。ホーズ下がった。右で飛び込むイマヴォフにカウンターのタックルでテイクダウン。ケージを使って立つがバックを取られている。キムラに捕らえて倒れ込んだが外れて下に。ホーズがハーフで押さえ込む。固められたまま立てないイマヴォフ。ホーン。
2Rもホーズ。
3R。打撃で出たイマヴォフだがすぐにホーズがテイクダウン。今度はバックを取らせて立ったイマヴォフ。正対して離れる。打撃戦から組んでケージに押し込んだホーズ。イマヴォフ膝を入れて離れた。パンチで攻めるイマヴォフ。一瞬ぐらついたホーズだが組んでケージに押し込み凌ぐ。時間がすぎる。イマヴォフ首相撲から膝。下がったホーズにパンチを入れる。ホーズも打ち返す。しかしまた組んでケージに押し込むホーズ。タイムアップ。
28-28、29-28×2の2-0でホーズ勝利。
1人10-8入れたのはなぜ?
3Rのイマヴォフに10-8。そこまでの差はないと思った。
Phil Hawes def. Nassourdine Imavov :: UFC on ESPN+ 43 :: MMA Decisions
メディアのジャッジは29-28でホーズが最多だが、若干ながら28-28ドロー、29-28イマヴォフ支持もいる。