UFC on ESPN+44:第6試合・ペドロ・ムニョス vs. ジミー・リベラ

バンタム級。ムニョス8位、リベラ9位。

伝統派空手柔術がバックボーンのムニョスは元王者ガーブラントにパンチを効かせて1RKO勝ちし、一気にトップコンテンダー入りを果たしたが、アルジャメイン・スターリングに判定負け。昨年はフランク・エドガー戦が組まれていたが何度も延期となり、8月にようやく実現した試合は接戦だがややムニョス有利という内容ながらスプリット判定負けで連敗中。

リベラは極真がバックボーンで、デビュー2戦目に負けてから15連勝でUFCと契約。UFCでも5連勝したが、その後はマルロン・モラエス、アルジャメイン・スターリング、ピョートル・ヤンに敗れている。パンチは重いがKOは少なく、手数を稼いで判定勝ちするスタイル。UFCでもデビュー戦のみKOで、それ以降の勝ちはすべて判定。

両者は2015年に対戦しており、その時はお互いに効かせたパンチはあったが、終始ヒット数で上回ったリベラがスプリット判定をモノにしている。

低い構えのリベラにカーフキックを入れていくムニョス。ワンツーを入れるリベラ。ムニョスバランスを崩し尻もちを突いたがすぐ立つ。ムニョスのカーフにリベラのワンツーの打ち合い。間合いが近い。リベラシングルレッグ。切られた。リベラもカーフキックを返す。プレスするムニョス。右ハイ、ワンツー。ムニョスのカーフキックが入り効いているリベラ。残り1分。パンチで出るリベラだがムニョスのカーフキックで足が流れる。ホーン。

1Rムニョス。

2R。リベラタックル。テイクダウン。しかしムニョスする足関へ。内ヒール。リベラ足を抜いて立つがスタンドへ。カーフの蹴り合いだがリベラもらってスリップダウン。すぐ立つ。タックルに入るが切られた。ムニョスは右足でカーフ、ハイを打ち分ける。またムニョスのカーフが入った。リベラタックルに入るが踏み込めずに切られる。ホーン。

2Rムニョス。

3R。明らかに足が効いているリベラがパンチで出ていくが、ムニョス距離を取る。前に出てアッパー。ムニョスガードを固めて出ると前蹴り。右ハイ。リベラがパンチで出るがバックステップでかわす。タックルに入るも足が出ないため切られる。打撃戦でリベラが攻めるも打開できない展開のままタイムアップ。

判定30-27×2、29-28の3-0でムニョス勝利。

前回無かった武器であるカーフキックを有効に使ってムニョスがリベンジに成功。

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