UFCがジュニオール・ドス・サントス、アリスター・オーフレイムをリリース。

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UFCが元ヘビー級王者ジュニオール・ドス・サントスアリスター・オーフレイムをリリースしたことが確認されたとのこと。ともにUFCとの契約は残っていた状態で、契約満了でのフリーエージェントではなく、UFCからの契約解除と思われる。

JDSは37歳。10年前の2011年にケイン・ヴェラスケスを1RKOしてヘビー級王座を獲得。翌年のリターンマッチ、さらに翌年のラバーマッチで敗れ、2017年にはスティーペ・ミオシッチのタイトルに挑戦したが1RKO負け。その後3連勝していたが、そこから4連続KO負けで4連敗となっていた。最後の試合は昨年12月のシリル・ガーヌ戦。

JDSInstagramで声明を発表し、UFCに感謝するとともに、現役続行を宣言している。

アリスター・オーフレイムは1999年にオランダのIt's Showtimeでプロデビューし、翌年リングスで初来日。リングス時代は兄のヴァレンタインの影に隠れていたが、PRIDEでは0勝4敗で終わった兄に比べてルールに適応。PRIDE後に本格的にヘビー級に転向すると別人のようにビルドアップし、Strikeforce・DREAMでヘビー級タイトルを獲得。2010年にはK-1GPも制し、当時は世界最強幻想もあった。

満を持して参戦したUFCでは、案の定というかドラッグテストに引っかかり、その後弱体化。序盤は優勢に試合を進めていても、一発もらうとすぐKOされる展開で評価が下がっていたが、打ち合いを避けるアウトボクシングスタイルに変えて連勝すると、2016年にスティーペ・ミオシッチのタイトルに挑戦。序盤にパンチでダウンを奪ったが、ギロチンを凌がれてパウンドでKO負け。その後もランキング上位はキープしていたが、前回アレクサンダー・ヴォルコフにKO負けしたことにより、タイトル再挑戦の可能性は著しく低くなった矢先のリリースだった。

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