【写真】打撃の師、にっせーが神様とまでいう池田浩二氏と(C)MMAPLANET
明日7日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されDEEP JEWELS32。同大会で開幕するDEEP JEWELSアトム級GPでパク・シウと対戦する、にっせー。
DEEPミクロ級王座決定戦で大島沙緒里に敗れ、再起戦がその大島に勝利するなど現状のJEWELSで最強といっても過言でないパク・シウをにっせーは自ら、トーナメント抽選で指名した。
トーナメント優勝、ベルト奪取は二の次、打倒パク・シウに専念するにっせーに、明日の試合への意気込みを尋ねた。
──明日、試合を控えるにっせー選手ですが、チームメイトの安谷屋智弘選手のDEEP100での勝利について印象を聞かせてください。
「勝ったので、それは良かったというのはあります(笑)。でも、いつもの安谷屋さんらしくなかったです」
──池田浩二さんの池田メソッドが見られる試合を個人的には期待していたのですが。
「いつもはフェイントを入れたり、ちゃんと組み立てたりしているんですけど、全くなかったですね(笑)。全部フックでした。アハハハ」
──でも試合ってそういうことだと思うのですが、身近な安谷屋選手の試合からこの試合に生かせることは見つかりましたか。
「そうですね。同じことをしないように、熱くならずに冷静に戦いたいと思っています。と同時に引かない根性、殴り倒すという気持ちは見習いたいです。それに顔にはもらっていなかったみたいなので。安谷屋さん自身も勝てたけど、倒せていないので満足していなかったみたいです。それでも前回、自分が負けているのでしっかりと勝ってつないでくれて嬉しかったです」
──今日、計量がありアトム級だとやはり小柄かという風に見えました。
「そうですね。身長も小さいですし、足も短いので。アハハハハ。手も短いし、距離を取りながら前回の試合でできなかったことをしたいですね。
距離を取って当てて、動く。でもジャブを当ててすぐに組まれ、一度は切ったのに──落ち着いてしまって。倒されたら危ないと分かっているのに、付き合ってしまいました」
──打撃戦でバチバチと言いつつも、今回も組まれてテイクダウンされることがあるのがMMAです。
「ハイ。マイク・ケイツさんという米国人の方に柔術を週3で習ってきたので、少しは下も成長したと思っています。でも、試合でやっていないから分からないです。相手はウェルラウンダーなので、MMAをしないといけないと思っています」
──新しく身につけたもの。これまでやってきたことを全てぶつけて戦うしかない、優勝候補筆頭のパク・シウ選手を選択したのは、にっせー選手です。
「本当にぶっ飛ばしたいです。5月のことは全く考えていないですし。パク・シウ選手とやることしか。もうケガをしてでも、勝ちたいと思っています。なんなら準決勝や決勝に出られなくても、パク・シウ選手に勝ちたい。でも、自分が勝つんで。勝って、次に繋げます。それと同時に楽しんで戦いたいです」
──ところで池田さんの空手、打撃は他の打撃と何が違うのでしょうか。
「……。私には説明できないです。教わっていないこともたくさんあるはずだし、それでも安谷屋さんよりは……アハハハ。でも、曹(竜也)さんの良くなり具合を見ていると、きっと私も成長しているはずです。曹さんは『今が一番強い』と言っています。
そうですね……、私にとって池田さんは打撃の神様なんです。強くなるために沖縄から出ようと考えたこともありました。でも、東京には池田さんがいない。だから沖縄にいます。それぐらい信頼している先生なんです」
■視聴方法(予定)
3月7日(日)
午後5時15分~PPV SPWN
■DEEP JEWELS32対戦カード
<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
大島沙緒里:47.5キロ
富松恵美:47.6キロ
<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
パク・シウ:47.6キロ
にっせー:47.35キロ
<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
村上彩:46.85キロ
さくら:49.05キロ
<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
青野ひかる:47.5キロ
佐藤絵実:47.3キロ
<グラップリング54キロ契約/5分1R>
伊澤星花:52.45キロ
杉本恵:53.6キロ
<フライ級/5分2R>
奈部ゆかり:56.9キロ
ミッコ・ニルバーナ:56.7キロ
<ストロー級/5分2R>
アミバ:──キロ
藤田翔子:52.85キロ
<55キロ契約/5分2R>
ケイト・ロータス:54.15キロ
HIME:54.40キロ
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