UFC259:第11試合・チアゴ・サントス vs. アレクサンダル・ラキッチ

ライトヘビー級。サントス2位、ラキッチ4位。

現王者ブラホヴィッチに最後に勝利しているサントス。ミドル級からライトヘビー級に転向し、3試合連続KO勝ちで一気にJJのタイトルに挑戦。打ち合いを避けるJJ相手に接戦となり、敗れたがスプリットで初めてJJから1ポイント取った選手となった。が、前戦ではグローバーテイシェイラ相手にテイクダウンを奪われ一方的な展開となり、3Rにパンチでダウンを奪って逆転かと思われたが、再度テイクダウンを奪われチョークでタップし、連敗となった。

オーストリア初のUFC王者を目指すラキッチはUFC5勝1敗。唯一敗れた相手はヴォルカン・オーズデミアで、僅差の判定負け。しかし前戦はJJのタイトルにも挑戦したアンソニー・スミスにカーフキックを効かせてフルマークの判定勝ち。

両者ともATTでトレーニングしている同門の選手。ランキング1位は現在テイシェイラ。サントスはブラホヴィッチには勝っているが、前戦でテイシェイラに負けているので、タイトル挑戦権では後塵を拝している。メインの勝者がどちらになるかによっても次期挑戦者が変わってくるはず。

ミドルを入れたサントス。さらにワンツーを打ち込んだ。ラキッチはロー。ラキッチ飛び込んで左ハイを放ったがかわされた。両者警戒してなかなか手が出ない。フェイント止まり。ジャンプして飛び込んだサントスをかわしてパンチを入れるラキッチ。ホーン。

1Rは両者手数が少なく五分の展開。

2R。ラキッチがプレッシャーを掛けていくがやはり両者ともに手数が少ない。ラキッチ組み付いてケージに押し込む。ボディにパンチ。サントスも膝を返す。パンチを入れて離れたサントス。また両者行けそうで行けない。サントスがパンチで出たところにラキッチがカウンターをヒット。残りわずかで飛び膝を放ったラキッチ。ホーン。

2Rも微妙。

間合いを詰めるサントス。タックルに入るがラキッチ受け止めた。ケージに押し込むが離れる。サントスのミドルがボディにヒット。サントスがジャブの連打を出したところにタックルに入るラキッチ。シングルレッグ。ケージでこらえるサントス。離れた。残り30秒。攻めない両者。自分が勝っていると両者判断しているパターンか。タイムアップ。

29-28×2、30-27の3-0でラキッチ勝利。

しかし手数が無く、タイトル挑戦には物足りない内容。

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