UFC259:第5試合・ケネディ・ンゼチェクゥ vs. カーロス・アルバーグ

ライトヘビー級。

ナイジェリアのンゼチェクゥはMMAキャリア2戦でコンテンダーシリーズに出場し勝利したが、まだ経験不足と判断されUFC契約ならず。さらにローカルで2戦キャリアを積んで翌年コンテンダーシリーズに再登場し、今度はKO勝ちして契約を決めた。が、初戦で下攻めグラップラー・ポール・クレイグの三角絞めに捕まってMMA初黒星。前戦はミルコのスパーリングパートナー・ダルコ・ストシッチ相手に1R押されていたが、僅差の2,3Rを制して判定でUFC初勝利。今回は1年7ヶ月振りの試合。

アルバーグはメインに登場するアデサニヤと同じシティキックボクシング所属のニュージーランド人ファイター。10年前にMMAデビューしたが、その後はキックの試合に出場しており、2018年に7年ぶりにMMA復帰。ンゼチェクゥ同様、MMAでのキャリアわずか2戦でコンテンダーシリーズに出場したが、こちらは1RにパンチでKOしてUFCとの契約を決めている。副業としてモデルとしても活動している。

前に出てくるンゼチェクゥにジャブ、ローを打ち込むアルバーグ。左右のパンチからハイを打ち込んだ。ンゼチェクゥ蹴りをキャッチしたがスクランブルで脱出したアルバーグ。またパンチを打ち込む。ケージを背負って頭を抱えているンゼチェクゥ。パンチを入れるが一旦離れたアルバーグ。また出ていくンゼチェクゥだが、アルバーグ距離を取りつつパンチを入れる。ケージを背負わせるがアルバーグまた距離を取る。ジャブを当てていくがンゼチェクゥが前に出てパンチを打ち込むともらっている。左フックで一瞬膝が落ちたアルバーグ。アルバーグ、ンゼチェクゥのガードの合間を縫ってパンチを入れていくが、ンゼチェクゥかまわず出る。しかしボディをもらって動きが止まった。アルバーグラッシュ。ボディ連打。が、仕留められない。ンゼチェクゥがまたパンチで出るとかわせずもらっている。ヒット数では明らかにアルバーグだがンゼチェクゥがもらいながらも出る。ホーン。

1Rアルバーグ。しかし序盤のラッシュでスタミナが切れたか、後半はパンチを貰って劣勢になる展開も見せている。

2R。やはり出ていくンゼチェクゥ。パンチを合わせていくアルバーグだがンゼチェクゥの前進を止められない。ンゼチェクゥがパンチを出すともらっている。ンゼチェクゥがアイポークをアピールするがレフェリー止めない。しかしまたアルバーグがアイポーク。今度は気づいて止めた。手数を出していくアルバーグだが、それほど効かせられていないか。ンゼチェクゥ出ていく。右が入ってアルバーグダウン!パウンド連打!KO!

タフなンゼチェクゥ、パンチを貰っても下がらず自分のペースに持ち込んで勝利。アルバーグは打撃の技術では上で、序盤を見る限りかなり期待できそうだったが、ラッシュでスタミナ切れ。キャリア不足を露呈し、ディフェンスできずにやられてしまった。

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