【PFL】2度五輪出場の仏人女子レスラー、インドPro Wrestling Leagueベテラン=シンシア・ベスカンと契約

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【写真】1992年2月生まれ、29歳の五輪レスラーがPFLと契約を果たした (C)PFL

18日(木・現地時間)、PFLがフランスの女子フリースタイルレスラー=シンシア・ベスカンと契約したことを発表している。

ルーマニア系フランス人のベスカンは、2012年のロンドン五輪と2016年のリオデジャネイロ五輪のフリースタイルレスリング女子72キロに出場している。ロンドン五輪に参加したフランスの女子レスラーは彼女1人だった。


ベスカンはロンドンで12位、リオでは16位と上位入賞はならなかったが、欧州選手権では2018年に同階級で銅メダルを獲得し、地中海選手権、世界大学選手権ではシルバーメダリストに輝いたこともある。

五輪後は2018年にインドで2015年から行われているプロレスではなくて、プロのレスリング・チーム対抗戦=Pro Wrestling Leagueのムンバイ・マハラティに所属していた。

PWLはインド国内の6都市をホームとした6チームの総当たりリーグ戦とプレイオフが行われるフォーマットで、1チームは11人で構成されインド人選手が5日、外国人選手が6名所属していた。1カ月ほどの短期決戦だったPWLと比較すると、PFLのシーズンは8カ月と長丁場になる。

MMAのトレーニングがどれほど行ってきているのかも明らかとなっていないベスカンだがPFLとの契約に際し、「私のゴールはPFLでベストになること。100万ドルを賭けて戦い、人生を変える」とコメントしている。

PFLの女子はライト級が成立しているが、絶対的な存在のケイラ・ハリソンも柔道時代は78キロで戦っていた。ベスカンもライト級で戦うことになるのか。今年中という声が聞かれるデビュー戦の正式発表とともに待ちたい。

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