マーヴィン・ヴェットーリ 1.30
ケビン・ホランド 3.70
アーノルド・アレン 2.15
ソディック・ユサフ 1.74
カイル・ドーカス 2.05
アリアスカフ・キズリエフ 1.80
サム・アルヴィー 2.65
ジュリアン・マルケス 1.53
ニーナ・アンサロフ 1.71
マッケンジー・ダーン 2.20
マイク・ペリー 2.30
ダニエル・ロドリゲス 1.67
ジム・ミラー 2.95
ジョー・ソレッキ 1.43
スコット・ホルツマン 2.95
マテウス・ガムロ 1.43
エリン・ブランチフィールド 3.15
ノルマ・ドゥモン 1.39
ジョン・マクデッシ 2.65
イグナシオ・バハモンデス 1.53
ヨルガン・デ・カストロ 1.35
ジャージス・ダンホ 3.43
ハンター・アジュール 2.40
ジャック・ショア 1.63
ルイス・サルダナ 1.71
ジョーダン・グリフィン 2.20
チョン・ダウン 1.73
ウィリアム・ナイト 2.17
インパ・カサンガナイ 1.35
サーシャ・パラトニコフ 3.45
1月以来2度目の地上波ABCでの放送大会。地上波とはいえ、日本ほどのステータスはなく、カードは割といつも通り。
メインはダレン・ティル vs. マーヴィン・ヴェットーリだったが、ティルが鎖骨骨折し欠場。代役として、3週間前に試合をしたばかりのケビン・ホランドが試合10日前に緊急出場を決めて、ヴェットーリと対戦する。
ともにコロナ禍になってから評価を上げてきた選手同士。ヴェットーリはUFCデビューからしばらくは勝ったり負けたりしていたが、現在4連勝中。最後に破れた相手のアデサニヤ戦も、現王者のアデサニヤ相手にスプリット判定まで持ち込んでいる。直近の試合で初のメイン・ランカー対戦としてジャック・ハーマンソンと対戦し、1Rにパンチでダウンを奪い、その後立て直したハーマンソンを仕留めきれなかったものの判定勝ち。なお、もともとはホランドがハーマンソンと、ヴェットーリがジャカレイと対戦する予定だったのが、ホランドのコロナ感染によりカードが入れ替わったという因縁がある。ランキングは6位。
ホランドはコロナによる中断後の5月から7ヶ月で5連勝。特に5勝目はジャカレイ相手に下からのパンチを効かせてKOした。2020年のブレイクスルー・ファイター・オブ・ザ・イヤーに選ばれたが、先月のデレク・ブランソン戦ではTDDが皆無であることを露呈し、倒されてからも言葉攻めをするくらいしかなく完敗。評価もガタ落ちし、アンダードッグに。ランキング10位。
ヴェットーリはテイクダウンも仕掛ける選手ではあるが、ブランソンほどのレスリング能力はない。穴はあるものの、ホランドがハマれば強いのは間違いない。オッズほどの差があるとは思えない。まあ、前回から改善する期間もないので、また同じようにテイクダウンされて敗れる可能性も高いが…。
ホランドKO勝ち。
セミはフェザー級10位のアレンと11位のユサフの27歳・UFC無敗対決。イギリスのアレンはUFCデビューから7戦全勝。が、上位との対戦が怪我で流れたりして、前戦の中堅ニック・レンツがこれまでの最も強い相手。
アフリカンストライカーのユサフはここまで4連勝で、うち2勝がKO。ユサフもまたランカークラスとの対戦はなく(前戦でエジソン・バルボーザ戦が組まれていたが欠場した)、前戦はアンドレ・フィリに1R打撃で攻めたがテイクダウンを奪われ、2Rはマウントからのパウンドで攻勢とした後、3Rは逃げ切りに入って僅差判定勝ち。
ともに底は見せていないが、上位相手にどれだけやれるのかも不透明な者同士の対戦。
また、リーボックとの契約が終了し、今大会からはMMAのアパレル企業としてはおなじみのVenomが試合用のコスチュームを提供する。リーボックは開始当初はダサいうえにコスチュームが白黒と黒白しかないため紛らわしすぎるなど、批判一色だったが、その後デザインを変え色数も増やすなどした結果、良くも悪くも話題にならなくなってきたところだった。選手へのスポンサーマネーはリーボック時代より値上げされることが発表されている。
ファイトナイトと謳われているが、現地時間では昼の開催(東海岸では正午、西海岸では朝9時開始)。そのため、日本時間では日曜午前1時(土曜25時)の開始となる。
速報します。