UFC261:第8試合・アレックス・オリヴェイラ vs. ランディ・ブラウン

ウェルター級。もともと2月に組まれていた試合だがブラウンが欠場。代役の選手とオリヴェイラが対戦予定だったが、相手の選手も結局急病で欠場し、元のカードのまま今回に延期となった。

ウェルター級ランカー手前のオリヴェイラだが、ここのところは中堅クラスで勝ったり負けたり。ノーランカー相手に連勝していたものの、前回は3週間前に決まった第約デの試合で体重オーバーした上に、UFC初参戦のシャフカト・ラフモノフにタックルにギロチンを合わせられ一本負け。

ブラウンもランキング直前の壁に当たっている選手。UFC6勝4敗。長いリーチを武器にしたストライカー。前回はランカーのヴィセンテ・ルケに挑戦したが、テイクダウンされそうなところで自ら手をマットについて顔面への膝を防ごうとした瞬間、顔面に膝をもらってKO負けした。

カーフキックを入れるオリヴェイラ。飛び込んで左フック。ブラウンのろーがローブローになりタイムストップ。再開。ジャブで出るブラウンにまたカーフキック。もう効いているブラウン。しかし飛び込んでの右がヒットしオリヴェイラダウン!パウンド!止めるかどうか微妙だがなんとか凌いだオリヴェイラ。ブラウンバックに回る。ハーフバックの体勢。オリヴェイラ立った。首に手を回すとワンハンドチョーク。そのまま後ろに倒れて絞め、両手に切り替えようとしたところでタップ!

実質ワンハンドの状態でタップを奪ったブラウン。カーフキックを効かせられ、長くは戦えないと思われたところですぐにダウンを奪ってそのまま逃さずフィニッシュした。

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