UFC261:第7試合・ドワイト・グラント vs. ステファン・セクリッチ

ウェルター級。

UFC2勝2敗のグラント。ムエタイバックボーンのストライカー。MMAデビューが26歳と遅く、キャリア10年で戦績10勝3敗。

セルビアのセクリッチはUFCデビュー戦となった試合後に禁止薬物使用により2年の出場停止となり、2年半ぶりの試合。UFCデビュー戦の相手はラマザン・エメエフで、スタンドでエメエフにプレッシャーをかけられ下がり続ける展開で判定負け。セルビアのルタ・リーブリ王者。

遠い間合いで牽制する両者。なかなか間合いに入らない。ジャブやローでの県政が続く。グラント右を打ち込んだ。じわじわ出るセクリッチ。グラントが右ボディから左フック。ボディにパンチを入れていくグラント。ワンツーを出したグラントだがちょっと間合いが遠い。セクリッチ飛び膝。残り1分。手数が多いのはグラントだがほぼ牽制。残り30秒でセクリッチタックル。両足でグラントの足を束ねてパンチを入れる。グラントケージで立とうとするがホーン。

両者何もなかったが、最後のテイクダウンしかけたのでセクリッチか。

2R。展開が変わらない。残り1分半でセクリッチタックル。切ってパンチを入れたグラント。ようやく試合が動き出した。グラント間合いを詰めてパンチを打ち込む。セクリッチタックルでしのごうとしたが切られる。セクリッチ間合いを詰めてタックル。ボディロックからサバ折りテイクダウン。残り1分半。ハーフで押さえ込む。マウントを狙ったところで返して立ったグラント。圧を強めるグラントだが、ワンツーを入れて離れるの繰り返し。逆にセクリッチが出て肘を入れるとタックルで押し込む。ホーン。

2Rセクリッチ。

3R。距離を詰めたセクリッチだが逆にグラントがタックル。テイクダウン。パウンドを打ち込んだがすぐに離れて立った。またセクリッチタックル。ダブルレッグで尻餅をつかせる。ケージを背負って立ったグラント。離れる。セクリッチまたタックル。切られる。UFCデビュー戦と同じような展開になってきているが、1Rにはテイクダウンをとれているし、グラントの打撃も入っていない。残り1分。牽制。の打撃のみで出ないグラント。セクリッチのタックルはかわした。しかしセクリッチの左がヒットし効いた!組みに行ったセクリッチ。残り20秒でギロチンへ。引き込んで絞める。けっこう深いが耐えきったグラント。

29-28セクリッチ、29-28グラント、29-28グラント。スプリット判定でグラント勝利。

1R・2Rはセクリッチはテイクダウンしてもそこから特に攻めがなかったので、微差だが打撃のヒット数を取ったのか。まああり得る判定。

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