UFC261:第6試合・カール・ロバーソン vs. ブレンダン・アレン

ミドル級。

UFCミドル級で4勝2敗のロバーソンはノーランカー。昨年6月にマーヴィン・ヴェットーリと対戦しチョークで一本負け。当時はヴェットーリもノーランカーだったが、その後2連勝し、6月に王者アデサニヤに挑戦することが決まっているが、ロバーソンはヴェットーリ戦以来の試合。昨年12月にダルチャ・ランギアムブーラ戦が組まれていたが新型コロナ陽性で延期になり、延期となった試合ではランギアムブーラが新型コロナ陽性となって、結局消滅している。前回勝った試合ではカーフキックを効かせてチョークで一本勝ち。

UFCデビューから3連勝していたアレンだが、前回は対戦相手が欠場し、急遽代役で出場が決まったショーン・ストリックランドにパンチでダウンを奪われパウンド連打でKO負け。ランカー挑戦が遠のいている。高校時代にレスリング・ボクシングの経験があり、アマチュアMMAの世界大会で優勝してからプロに転向している。四つからのテイクダウンが強い。まだ25歳。

パンチを打ち込むロバーソン。左がヒット。インロー。左ハイ。アレンも右ハイを返す。ジャブのダブルから右を打ち込んだアレン。四つに組んだ。がっちりクラッチしてテイクダウンしたアレン。ケージに座ったロバーソンだがアレンはレッグマウント。ロバーソン立つが、アレンはクラッチを放さずにすぐにまた倒す。ハーフ。がっちり押さえ込んでいる。残り1分。ただ抑え込んでいるだけ。ロバーソンが足関に行くとアレンもストレートフットロックへ。ロバーソンタップ!

残りわずかで足関を決めてみせたアレン。ロバーソンも時間がないのはわかっていたが、耐えられないほど極まっていたか。

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