UFC261:第5試合・パトリック・サバティニ vs. トリスタン・コネリー

フェザー級

サバティニはUFCデビュー戦。昨年2月、負傷選手の代役としてUFCと契約し試合が組まれていたが、相手のハファエル・アウベスのUFC史上最高となる11.5ポンドの大幅体重オーバーにより消滅している。MMA13勝3敗の30歳。柔術バックボーンのグラップラーで、13勝中一本勝ちが9回ある。チョークでの勝利が多いが、ヒールでも2勝している。

カナダのコネリーは2019年9月に試合4日前に緊急UFCデビュー。ローカル時代の戦績も芳しくなく、ミシェウペレイラ相手に大幅なアンダードッグだったが、体重オーバーしたペレイラが早々にスタミナ切れしたことにも助けられ判定勝ち。UFCデビュー前はライト級。デビュー戦はペレイラの体重オーバーにより182ポンド(78kg)契約、今回は一気に2階級落としてフェザー級(計量では66.2kg)での出場。

会場から久々にUSAコール。コネリー距離を詰めていく。ケージ際をサークリングするサバティニ。出ていくコネリーに右がヒット。腰から崩れたコネリーの上になったサバティニ。ハーフで押さえ込む。下から脇を差すコネリーだがパウンドをもらう。亀になるコネリーからバックマウントへ。仰向けになり四の字ロック。チョークは防いでいるコネリーだがバックからパンチを貰う。残り1分。チョーク。外したコネリー。バックマウントのままホーン。

1Rサバティニ。

2R。コネリー打撃で出る。サバティニタックルに入りテイクダウン成功。コネリーのガード。ダブルアンダーから担ぎパスでサイドへ。がっちり押さえ込む。マウントを狙ったがハーフに。足を抜いたところでコネリー亀に。バックマウントの体勢になるとスロエフストレッチを狙ったサバティニだが外れた。しかしサイドになるとクルスフィックスでパウンド。ケージを蹴って亀になったコネリーだがまた四の字バック。パウンドを打ち込み一瞬肩固めに。またバックに回る。耐えるだけのコネリー。抜け出せないままホーン。

2Rサバティニ10-8。

3R。コネリー出ていくがサバティニ組んで四つに。投げを狙うがコネリー凌いだ。離れる。パンチで出ていくところにまた四つに組み止めるサバティニ。ケージに押し込むとシングルレッグに切り替え。コネリーギロチンに抱えたが放した。押し込むサバティニ。パンチを入れて離れたサバティニ。距離を取りサークリング。勝ち逃げ体勢に。コネリー追いかけるがパンチが届かない。右を打ち込んだ。浅い。サバティニタックル。がぶられた。離れる。残り1分。出てくるコネリーに右フックを入れたサバティニ。四つに組むとコネリーが足をかけてテイクダウン。サバティニちょっと疲れている?ハーフからギロチンを狙ったが抱えているだけ。足関を狙おうとしたがタイムアップ。

30-27、29-28×2の3-0でサバティニがUFCデビュー戦勝利。

2Rまではテイクダウンから完璧に攻めていただけに、3Rに逃げに入ったのが物足りない。

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