UFC on ESPN23:第7試合・マラブ・デヴァリシビリ vs. コーディ・スタマン

バンタム級。デヴァリシビリ12位、スタマン13位。

UFCデビューから2連敗(うち1敗は、タイムアップ後に一本負けとなる理不尽な裁定によるもの)していたデヴァリシビリだが、そこからはテイクダウンの鬼と化し5連勝。1試合でのテイクダウン回数が2桁にのぼることもしばしば。要は立たれてもすぐに倒し続けるスタイル。無尽蔵のスタミナを誇る。5勝はすべて判定勝ちだが、本人もここから上に行くためにはフィニッシュが必要ということは理解しているようで、ここ最近は仕留めようという意志が見える戦いぶり。

D-2レスラーのスタマンはUFC戦績はデヴァリシビリと同じ5勝2敗。敗れた相手は現王者のスターリングと、前戦で敗れたジミー・リベラ。デヴァリシビリ同様、UFCでの勝利はすべて判定勝ちだが、アマチュアボクシングでタイトルを獲得していて、スタンドでの打撃も武器にしている。

間合いを詰めるスタマン。デヴァリシビリワンツー。スタマンがパンチをヒットさせるが、デヴァ利子切りが蹴りをキャッチしてテイクダウン。押さえ込みながら殴るとスタマン立つ。まだバックを取っているデヴァリシビリだが離れた。スタマンまたパンチで出ていく。今度はスタマンがタックル。受け止めて離れるデヴァリシビリ。すぐにまた間合いを詰めてスタマンタックル。脇を差してディフェンスしているデヴァリシビリ。離れる。デヴァリシビリシングルレッグに入るが、切ってバックに回ったスタマン。振りほどいて離れるデヴァリシビリ。パンチで飛び込みタックルに入ったデヴァリシビリだがスタマンが止めてパンチを入れる。プレスしていくスタマン。デヴァリシビリのワンツーがヒット。右がヒット。スタマン下がらないがまたワンツーがヒット。かまわず出てケージを背負わせる。デヴァリシビリパンチからシングルレッグへ。がぶってギロチンに抱えたスタマン。ホーン。

1Rは僅差。有効打はほぼ五分。

2R。スタマンがタックル。テイクダウン!倒されたがパンチをボディに打ち込みながら立つ。デヴァリシビリタックルで倒すとギロチンで引き込み。が、首を抜かれて下に。ケージ際まで移動して立つデヴァリシビリ。デヴァリシビリ、タックルで組み付き、着られるとパンチを打ち込む。スタマンがパンチで出るとカウンターのタックルでテイクダウン。しかしスタマン起き上がり立った。プレスしてケージを背負わせるスタマン。デヴァリシビリ、組むと首投げでテイクダウン。がぶった体勢に。またギロチンに抱えるが、スタマンが上に。下からハーフネルソンで固めるデヴァリシビリ。ホーン。

2Rややデヴァリシビリ。

3R。ワンツー、ミドルと打ち込んでいくデヴァリシビリ。スタマンも間合いを詰めてパンチをヒットさせる。とにかく休まないデヴァリシビリ。スタンドでも手を出し続ける。同じタイミングでシングルレッグ。切ったスタマン。間合いを詰めてくるスタマンにワンツー。デヴァリシビリシングルレッグ。しかし切ったスタマンがそのまま上になる。残り1分半。クローズドガードで下から殴るデヴァリシビリ。身体を起こすスタマンだがデヴァリシビリがヒールを狙うと回転して外す。その瞬間に立ったデヴァリシビリ。またタックル。切ってバックを狙ったスタマンだがデヴァリシビリも上を狙う。タイムアップ。

30-27、29-28×2の3-0でデヴァリシビリ勝利。

レスラーのスタマン相手にはいつものようにはテイクダウンを奪えなかったが、タックル、打撃とノンストップで攻め続けて判定勝ち。

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