UFC on ESPN24:第4試合・フィル・ホーズ vs. カイル・ドーカス

ミドル級。

昨年10月のUFCデビュー戦ではロバート・ウィテカーのスパーリングパートナーのジェイコブ・マルクーンと対戦し、序盤から逃げ腰のマルクーンに一方的にKO勝利したものの、あまりの内容にマルクーンが弱すぎるだけ説が出てしまい評価されなかった(その後、マルクーンは2戦目で判定勝ちしている)。今年2月に組まれた2戦目では同じくUFC1勝0敗のナッソーディン・イマヴォフにテイクダウンで固める展開で判定勝ちし2連勝中。

ドーカスは昨年6月に欠場選手の代役として急遽UFCと契約。しかしブレンダン・アレンにダウンを奪われMMA初黒星。準備期間が十分あった昨年11月の試合では、UFCデビュー戦の相手にケージに押し込む展開で判定勝ち。長いリーチを活かしたグラップリングが武器で、10勝中一本勝ちが8つある。

打撃でプレスするホーズ。シングルレッグを仕掛けるとドーカスはギロチンを狙おうとしたがホーズ離れた。組もうとしたドーカスにパンチを入れるホーズ。タックルへ。テイクダウン。ギロチンに抱えるドーカスにヴォンフルーチョークを狙ったが、ハーフからサイドに出ようとしたところでドーカスが鉄砲で返して上に。パスを狙うドーカス。後転させて亀にするとバックに回ったドーカスだが、ホーズ立った。放さずケージに押し込んでいるドーカス。ボディにパンチを入れるとボディロックから投げ。倒せず。離れ際にホーズの左がヒット。ホーン。

1Rほぼ互角。

2R。ドーカスのパンチがヒット。追い打ちで連打すると四つ組みからテイクダウンへ。が、ホーズこらえてバックに。ドーカス立って正対し離れる。ドーカスのパンチが当たっている。効いているのか反応できていないホーズ。至近距離での右フックがヒットしたホーズだが、ドーカス組んでボディロック。ケージでテイクダウンをこらえるホーズ。ドーカス離れた。ホーズが出てきたところにテンカオから右。ケージ際まで下がったドーカスにボディを打ち込むが、膝を入れたところでローブローに。再開。ホーズのパンチがヒット。ボディが効いているか。ドーカスはジャブで弾幕を張るがホーズのパンチを貰う。ホーン。

2Rホーズ。

3R。ホーズ打撃で出る。シングルレッグに。テイクダウン。ドーカスギロチンを仕掛けたが首を抜かれる。ドーカス三角に。これも外したホーズ。クローズドガードを取るドーカス。インサイドからパウンド・肘を入れるホーズ。ハーフにしたホーズ。枕を取って固める。肘・パウンドで削る。ドーカス亀に。巻き込んで返そうとしたがまた下になり肘をもらう。ドーカスはガードに戻すまでで精一杯。タイムアップ。

30-26×2、29-27の3-0でホーズ勝利。

一方的だった1Rは三者10-8をつけている。1Rは互角に近く割れていたが、ボディブローを効かせてからは一方的に。

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