UFC on ESPN24:第5試合・ディエゴ・フェレイラ vs. グレゴール・ギレスピー

ライト級。フェレイラ12位、ギレスピー14位。

UFC8勝3敗のフェレイラ。3敗のうち2敗はベネイル・ダリウシュ。15年にMMA初黒星を喫したダリウシュに今年2月のリマッチでもスプリット判定負けでリベンジならず。グラップラーだが最近は打撃でも積極的に打ち合えるようになっている。

ギレスピーはレスリング出身選手の中でも一際実績があるD-1優勝経験者。しかし五輪金メダリスト・世界王者4回のジョーダン・バロウズが同階級にいたため、レスリングを諦め就職し働いていたが、MMAファイターのレスリングコーチをするうちに自らもやってみたくなり、26歳でプロデビュー。デビューから全勝、UFCでも6連勝していたが、前回は暫定王座決定戦に出場経験のあるケビン・リー相手に1RハイキックでKOされ初黒星。

ギレスピーがプレスする。ワンツー。フェレイラも打撃戦の構え。スイッチしつつ打撃を入れるが、ギレスピータックル。テイクダウン。下になったフェレイラが足関狙い。バックにつこうとするギレスピー。足のロックを外して逆に上を狙うフェレイラ。ギレスピー離れた。フェレイラのパンチがヒット。ギレスピーシングルレッグへ。しかしフェレイラこらえた。離れたがすぐまたタックル。シングルレッグ。こらえたフェレイラがパンチを入れる。リバース・クルスフィックスの体勢になるが、ギレスピー上に。フェレイラすぐにオモプラッタ。返しかけたがギレスピーこらえる。投げの打ち合い。両者立った。ギレスピータックル。テイクダウン。しかし亀になったところで足のロックがないまま上を狙ったところで前に落とされ逆にバックを取られる。フェレイラバックから肘。チョークを狙うが時間がなく外してパウンドを入れ続ける。ホーン。

1Rフェレイラ。ギレスピーけっこう消耗している。

2R。フェレイラワンツー。打撃で先手を取る。ギレスピータックル。ケージでこらえたフェレイラ。ギレスピー離れるがすぐまたシングルレッグ。切られてもまたタックル。フェレイラギロチンで引き込んだが抜けた。が、下から足をもぐって上になるフェレイラ。ギレスピーがさらに股をくぐって上に。フェレイラキムラで返すとバックを狙うが、スクランブルで上になったのはギレスピー。根勝ちして上になったギレスピーだが、フェレイラが腕十字を狙い、ディフェンスした瞬間に立つ。が、バックを取られている。また上に。逃れようとするフェレイラだがギレスピーバックを取ってバックマウント。パウンド。クォーターマウントから殴っていく。上をキープして殴っていくギレスピー。体を伸ばして殴っていく。フェレイラ頭を抱えて凌ぐのみ。残り15秒切っていたがレフェリーストップ!

消耗していたかに見えたギレスピーだったが、攻め続けて逆にフェレイラの体力を削って勝利。気持ちが切れないのが強い。

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