UFC on ESPN+46:第8試合・ヒカルド・ハモス vs. ビル・アルジオ

フェザー級

ハモスはUFC5勝2敗で、一本勝ちの多いグラップラー。負けた相手はサイード・ヌルマゴメドフとリローン・マーフィーで、いずれもKO負け。まだ25歳と今後の成長が期待できる存在。本来は柔術家のライアン・ホールと対戦予定だったが、負傷欠場し、代役のアルジオとの対戦に。

UFCデビュー戦でリカルド・ラマスと対戦し判定負けしたアルジオが今度はヒカルド・ハモスと対戦(なお、ラマスはアルジオ戦を最後に引退している)。コンテンダーシリーズで敗れてUFCとの契約はならなかったが、欠場選手の代役でUFCデビューしている。ラマス戦は負けたもののファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞し、2戦目はUFC1勝1敗のスパイク・カーライルにスタンド・グラウンドともに上回り判定勝ち。

パンチを打ち込みバックに回ったハモス。そのまま背中に乗る。降りると投げてまた背中に乗る。左腕のチョークを防がれると右腕に切り替えたが、足のロックが外れて降りる。ハモス飛び込んで右アッパー。アルジオ大振りのパンチを振り回す。打撃戦。ハモスパンチからタックルに入りテイクダウン。またバックを取るがアルジオ立つ。ケージで正対した瞬間に大内テイクダウン。またバックに回った。ハーフバックからチョークを狙ったが前に落ちた。すかさずパンチを打ち込むアルジオ。四つに組んで投げを狙ったが潰され下になったところでホーン。

1Rハモス。

2R。ハモスがリズムよく打撃を入れていく。アルジオの蹴りに合わせて組み付いた。引き剥がされる。しかしまた飛び膝をキャッチしてテイクダウン。がぶりからアナコンダに入るが、アルジオ立って離れる。が、ハモスなんか疲れてる。アルジオのパンチを貰いだしている。パンチで攻めるアルジオだがハモス組んで四つに。テイクダウンを狙うが倒せず離れた。また組み付いたアルジオ。残り5秒でテイクダウン。ホーン。

2Rアルジオ。

3R。四つに組むことに成功したハモスだがアルジオこらえた。ジャブを入れたハモスだがアルジオが打ち返すと飛び膝。また四つに組んだハモスだが倒せる気配なく自ら放した。飛び蹴りから首相撲で膝を打ち込みまた四つに。が、五分の状態では倒せないと見たか放す。アルジオも疲れが見えてきた。ハモスニータップ。ケージまで押し込んだがアルジオ引き剥がした。ハモス大内テイクダウン。すぐに立ちに行くアルジオ。ハモスバックに付いたが倒せず。引き剥がしたアルジオ。アルジオが前に出て肘。飛び蹴り。ハモスがキャッチして倒したがタイムアップ。

30-27×2、29-28の3-0でハモス勝利。

2Rはアルジオが打撃のヒット数では上回っていたが、二者がハモスを支持。アルジオは3RKOが必要だったか。3Rはテイクダウンから押さえ込ませなかったアルジオだが、打撃のヒット数が五分だっただけにハモスに取られた。

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